※この記事の1つ前の6月5日の記事に訂正の追記をしました。


相変わらずの廃人生活。
面倒くさくてため込んでいた、「頭を使わずに手だけ動かせばいい仕事」がさくさくと片付いていく……。

一方で、妄想が過ぎて、7年遠ざかっていたいわゆる「薄い本」を出したくなってきました。
とはいえ、まずはウワサのぴくしぶかなぁ。
これまでたまに覗いても探し方がわからなくてすぐに挫折していたから、まったく使い方がわかりません。
道のりは遠い……
私、あのドラマがあれほど隙なくハッピーエンドだったのだから、見終わったら気持ちが落ち着いて、それこそ映画館から気持ちよく立ち去れるような気分になるだろうと思ってました。

最終回を見終わってから、録画している分(とくにラスト8分)を何度となく再生し、ネットの情報をあさり(これがまたどんどん誰かが書き込んでるんですよね……)、妄想にふけり、とまあ生活時間の大半をあのドラマのことを考えておりましてね……。
実を言うと、晩ごはんを作るのも面倒でうっかり食べ損ねました。

実はカイシャでもともするとドラマのことを考えていて、仕方がないので頭を使わなくていい仕事ばっかりこの2日間片付けてました。これがいわゆるゲーム廃人とかツイッター廃人とかいうのと同じ廃人生活……?

というわけで、「おっさんずラブ」沼にハマってます。

何度も見ると初見で見落としていたことにふと気づく瞬間があって。
今日は第6回の最後、牧が家を出て行って1年後、春田が目覚めてベッドから跳び起きて階段を駆け下り、キッチンにはいって朝食を準備している部長を見つけて気の抜けた笑みを浮かべるシーン。
ここは最初に見たときあまりのショックで、ほとんど見直していなかったところなのですが。
今日久し振りに見直して気が付きました。
ああ、あのとき目が覚め切っていない春田は、キッチンの物音を聞いて、牧が帰ってきたと勘違いしたのか……。
それが部長だということに気付いて我に返り、それで自分の失望を部長に悟られないために、あんな腑抜けた笑顔を見せたのか、と。
もしかしたら、眠っていた春田は牧との幸せな頃の夢を見ていたのかもしれないなぁ。
と思ったらなんだかいきなり切なくなってます(涙目)。

【6/8訂正追記】
上のシーン、ネットで字幕付き画像を見つけたのですが、階段を駆け下りているときに
「やべえ……やべえやべえ、寝坊した」
という字幕がついていました(汗顔)。
というわけで上の考察はまったくのねつ造ということに。
申し訳ありません~!!!
はぁぁ。どうして聞き逃していたのかな……心が拒否していたのかな?
【追記以上】

それにしても、最終回の最後の提供テロップの後ろに流す本編画像の最後に、このときのホントに腑抜けた笑顔をもって来る制作陣、どうなのよ……。
昨晩、おっさんずラブ最終回を見てからもう何にも手に付きません……。
ひたすら録画を再生したりネット(主にツイッターで)感想を拾い読みしたりしているとあっという間に時間が無くなっていく不思議。
これを見越して昨日はできるだけ家事を済ませていたけれど、それでも今日やらなきゃな家事がまだ残ってる。まいったね。

あのラストを見たら自然と
「ごちそうさま」
という言葉がでてきました。そして「ありがとう」と。
ほんっとに満足度の高い、これ以上望めない終わり方でした。

実は部長の暑苦しいアプローチが苦手で、だから「一歩間違えればセクハラ・パワハラ」という考えが頭の隅から離れることはなかったのですが、
でもその部長をあそこまでチャーミングに魅せた吉田鋼太郎は役者としてすごいと思います。
最後の屋上での「なぜか楽しかったことしか思い出せない」ってセリフ、牧を応援していた(けれど部長も好きだった)視聴者の気持ちを救ってくれたなぁ。
で、いい恋をしたくなった(相手いないけど)

主任って脚を組んでることが多いけど、それがよく似合う。脚ドンといい、長くないと様にならないはず。
部長とベンチに並んで座ってるのも、すごく絵になる。(武黒という意味でなく/笑)
あの青空もよかった。

マロは~。かっこつけてウィスキー口にして「…チェイサー」っていうところ可愛い。
春田の離任の挨拶のときの、見切れて涙ぐんでるところもいいですよね!>秋林さん
蝶子さんとの30歳近い年の差を超えるのはなかなかタイヘンだと思いますが、だからこそ、(蝶子さんにも)がんばってほしいし、正直、続編作るならこのカップルメインの話が見たい。
(春牧CPは、たまに背景としてらぶらぶな日常が垣間見える程度でエサを撒いてもらえれば、後の隙間は勝手に補います!)
でもそうするとラストが2人のカップル成立一択だから、ドラマとしては面白くないか~。

ちずちゃん、いい子だよなぁ。牧くんと夜の海に向かって叫ぶシーンとか、可愛い。
最後いきなり外国人の彼氏ができてたけど、今日AbemaTVの一挙放送を見ていたら、ちずちゃん外資系の会社に勤めてると言っていたので(聞き漏らしてた)、ちゃんと伏線あったんだ~。細かいなぁ。

なんといっても牧くんが最後にシアワセになったので大満足です!
最後のプロレスごっこからの押し倒し→キスのシーン、私も初見では、なぜ春田が突然戸惑ったような顔になったのかわからなくて、ツイッターの感想で他人様の推測を読んで「なるほど~」となりました。
たぶんあれ、プロレスごっこの流れで牧を担ごうとして脚の間に手を入れたんだろうな、と推測。
牧に押し倒されたときは抵抗したのに、「我慢しないって決めたんです」といったくせに押しのけられて結局牧が自分の欲望を抑え込んで目を伏せたところで、はるたんスイッチ入っただろう?!(というか私スイッチ入りました/笑)
その後のセリフも、はるたんからのキスの角度も、ステキすぎました……夢のようです……ごはん何杯でもおかわりできます。
ごちそうさまでした。
(でも、あんなにエロい春田は私の知ってるはるたんではない。いつのまにあんなテク覚えた? あれでモテないとかおかしいっしょ/笑)

放送直後に円盤発売情報を流すとか、商売上手なテレ朝さんですが、
今のところDVDデッキしかないけれど、そのうちBlu-ray機に買い替え予定のある身としては、どっちを買うか迷ってまだぽちってません。
初回は録画してなかったし、2~4回はまだそこまではまってなかったので消しちゃったんですよね。私のバカバカ。
だから円盤を買うことは決定してます。


無邪気におっさんずラブを楽しんでいても、逆にこれが現実のゲイの人たちに嫌な思いをさせていないか、というのは気になっていたのですが、こんなインタビューを読んでちょっと安心したり。


#おっさんずラブがTwitter世界トレンド第1位!貴島P「これは人が人を好きになる“普通の純愛ドラマ”」
テレビドガッチ 2018.05.30
https://dogatch.jp/news/ex/54203/detail/

”エスムラルダ(以下、エスム):今シーズンの恋愛ドラマにおいて「ダークホース的存在」と話題になっている『おっさんずラブ』ですが、実はアタシ、最初のうちは「男同士の恋愛を茶化すような内容だったらどうしよう」「どうか、誠実に作られたドラマでありますように」と、祈るような気持ちで観ていました……
(中略)

エスムラルダ:現在、二丁目界隈でも大人気で、アタシ自身も毎回、爆笑したりキュンキュンしたりしながら観ています(笑)。
(後略)”


よかったよかった。
いや、ゲイといってもいろんな趣味の人がいるでしょうからこのドラマ(とその盛り上がり)に嫌な想いをしているひとももちろんいるでしょうけれど、面白いと思っているゲイがいる、ということが示されるのはよいことだ。


まさにリアルBL。
マンガや小説や海辺で売ってる薄い本で300回くらい読んだことのあるセリフや展開なんだけど、それが3次元になるとなんでこれほど新鮮にキャーキャー言えるんだろう?

……なのに、ふと目に入った新聞の春ドラマ座談会のとある一言で一気に萎えた。
すごい破壊力のある一言だった……(遠い目)。
猫がシアワセでシックなコロニアル風のインテリアを目指しています。
(あくまで願望)
なので、特集タイトル「ネコとインテリア」と聞いて普段買わない雑誌を購入したのですが、
実際のところあまりインテリアについては参考にならなかった……。

Webだと、リフォーム会社の事例紹介で「猫のためにこんな工夫をしました」ってページが
結構参考になったりするけれど、
ああいうところで紹介されているお宅はお金かけてるからなぁ。
今の家に越してくるとき、長年の夢だった「壁一面の本棚」を実現したのですが、
あのとき、後に猫を飼うことになると分かっていれば、猫も遊べる本棚にしたのに……とちょっぴり後悔。

東日本大震災を経て、
「壁一面の作り付け本棚は倒れる心配がない」というのも大きなメリットだと思い知りましたが、
収納量は意外と少ないのでした。

糸井重里の「ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞」はよく見ていて、吉本隆明との対談や、なくなった後、娘さんが自宅を居酒屋仕様に改築した話なんかも読んでいたし、猫をたくさん飼っている(通いの野良のお世話をしている?)のは知っていた。
まんが家だというのも知っていた。単に、吉本隆明の娘というだけで、ガロみたいなまんがを描く人かしら、と思い込んでいた。
ペンネームだってちゃんと見ていた。ほぼ日の記事ではペンネームで登場しているし。

それなのに、そのハルノ宵子があのハルノ宵子だとは、今の今まで気づかなかったよ!!

私が知ってる(知ってた)ハルノ宵子は、須賀邦彦とかたけうちりうとにイラストをつけてるハルノ宵子だよ……。

あああ、びっくりした。

先日、近所の図書館で不用本を自由に持ち帰っていいという会があって、気軽に読める本をいただいていこうと、大佛次郎の猫エッセー「猫のいる日々」をいただいて帰った。

短編集なので短い時間で切り上げられるだろうと、お風呂で半身浴のお供にして読み始めて、なんとなくどこかで読んだ気がしたのだけれど、ああ、きっと猫エッセーのアンソロジーか何かで読んだんだろうなぁと、そのまま読み進めた。
で、3編目に入ってようやくおかしい、どれも読んだ気がする、と思い、風呂を上がってから書棚を見たら、出版社を変えて新装版で出しなおしたらしい文庫が。
しばらく前にBookOffで送料無料にするためについでに買ったものらしい。
いつの間に読んだっけ……。あああ私の記憶力ったら(遠い目)。
数年前から「見たい映画リスト」に挙がっている映画。
公開時には「落下の王国」だったのに、DVDには変な原題が付いてる……(がっくり)。

天照さま。
CATVでやっていたのを録画したDVDを探すところで手間取ってます(大汗)。>シングルマン
kotoba (コトバ) 2014年 10月号 開高健特集。
読み応えのある雑誌なので、つらつら拾い読みしていくので読了するのはいつになるかわからない……ので、念のため記録として。

私の若いころは開高健+藤沢周平で出来ていた。
最近、ちゃんとした(苦笑)本を読んでいないので、語彙がすっかり目減りしている。
このあたり、また読み返そうかしら。
(というか、開高健の代表作「闇」3部作を未読という/汗)


10月からの朝ドラはマッサン。ニッカウヰスキーの生みの親・竹鶴正孝と、スコットランドで修行していた時に仲よくしていた家のお嬢さんだった奥さんの話だそうで、以前この本を読んでとても面白かったのでドラマも期待。
この本、最初に新潮社で出して文庫になって絶版になって、アサヒビール(のちにニッカを買収した)で版権譲ってもらったかで一時期企業出版として出していた(新潮文庫版とデザインはまったく一緒)。
この度、めでたく新潮から出戻り再販されたようでなにより。

のん兵衛でなくても面白く読めると思う。
そして、竹鶴のハイボールはおいしい。


今年は最優先課題があるので映画を見に行く心の余裕がないのですが、
夏の映画で見たいのはいっぱいある……(遠い目)。

ラノベ好きとしては「オール・ユー・ニード・イズ・キル」は見たいし。
ラノベといったら「私の男」(原作者がラノベ出身)も見たい。
パシフィック・リム絶賛していたのとほぼ同じ層が絶賛してる「ゴジラ」も見たい。
LGBTFF(レズビアン&ゲイ映画祭)のあれこれも見たかった……。
その中でも一般映画館で上映されている「こっぱみじん」をせめて。
「超高速!参勤交代」はもう上映終わってるかしら?

映画を我慢したからって課題が進んでいるわけではないけれど、
けじめとして、来年2月までは映画絶ちです(涙)。
小野不由美、十二国記12年ぶりの新刊(ただし短編集)。
本日発売というので勇んで書店へ行って、入り口の平台の目立つところに3列山になっていたのを1冊取ってレジへ直行。

実はタイトルをまだ読めない。

でもよく見たら表紙タイトルにふりがなが振ってあった(苦笑)。
いつもの、前に住んでた街の駅前のおたくフレンドリーな書店に行った。

その1.
「SEX PISTOLS」の新刊が平台に並んでた。
まだ続いてたんだ……。読まなくなったのいつごろだか忘れたけど、ずいぶん前だった気が。
どこまで読んだか思い出せず、続きを買えず。

その2.
「兎オトコ虎オトコ」の1,2巻が平台に立てて置いてあって、思わせぶりに
減ってる形跡があるんですが、もしやようやく3巻が出たの?!
と、スマホで密林検索したけど3巻の出ている様子もなく。がっくり。

結局、ボクラノキセキの8巻と、ハードナッツ3巻、「ぜんぶ猫のせい」(和泉桂、ダリア文庫)の3冊を購入。
マンガ2冊は読み終わったのでおいおい感想書きます。

いま、ほぼ日刊イトイ新聞で、よしながふみと糸井重里の対談が連載されている。
その、昨日更新分より引用。
http://www.1101.com/yoshinaga_fumi/2013-01-25.html


よしなが わたしの大好きなマンガで、
何かに感動したり、人を好きになったときに
音楽を作れる青年がいて、
自分には音楽があるからよかったけど、
はけが悪い人たちが問題だって言ってるんです。

糸井 はけが悪い人ね。

よしなが はけ。
うまいこと言ったなぁと思いました。
思っても上手に出せないっていう。
その舞台が刑務所なんですが、
うまくいかないと
こういうとこ来ちゃうんだよねって。

糸井 なるほどなぁ。


わかる! そのマンガわかります!!
(わかりますよね、天照さん/笑)
いま読みたい本はこれ。
ツイッターのNHK広報さんは、震災時のツイートでホント泣けました。
いまは代替わり(異動)しているようですが、いい人なんだろうな……。
ピーターパンもクリスマス映画でしたね、そういえば。
たしかお父さんお母さんはクリスマスパーティに出かけていて留守だったのでした。

数年前に実写映画化されたこの映画、すごくいい映画だったんですが、とくに主演のジェレミー・サンプターくんの大人になりかけの色気と、フック船長のボンデージファッション(←違)にくらくらしました。
同じころに上映されていた原作者のほうの映画(ジョニデ主演)よりもよっぽどいい映画だったと思うよ!

で、サンプターくんのミドルネームに「Myron」が入っててびっくりだ!

【注】ハーラン・コーベン著マイロン・ボライターシリーズのマイロンは、自分の名前が古臭くて大嫌いなのでした。
流行が一巡してまたマイロンが流行ってるのか、サンプターくんが、じいさんかひいじいさんの名前をミドルネームにもらったのか。
以前、スペインの昼ドラに出てくるげいかぽーにはまっていた話を書いたことがありましたが、
(こことか http://yogiribook.diarynote.jp/200811191940259054/
こことか http://yogiribook.diarynote.jp/200903302253503717/
この黒い髪のほうの俳優さん、Bernat Quintanaは子役上がりの俳優で、パソコンはいじらないし携帯電話も持っていないというアナログっぷりでした。
ときどきニセモノがネット上のアカウントを勝手に取ったりしているからか、ツイッターについては自分のアカウントを取ったようなのでフォローしたのですが、ずーっと放置状態。

最近、ようやくぽつぽつと呟くようになった……と思ったら先週急にたくさんツイートするようになってなんでかな?と思っていたらアレか。
彼はカタルーニャ出身で郷土愛が激しくカタルーニャ文化振興協会か何かにも協力しているんですが、
先日カタルーニャ自治州の選挙で独立派が多数を占めたからか。
そんなにカタルーニャ大好きか。そうかそうか。
こういうのって、右翼って言っていいのかな?

郷土愛強すぎて、ドラマが終わったらカタルーニャ語の舞台にばかり出るようになっちゃったので、作品を見る機会がなくなってすごく寂しい……。
ドラマの相方は国際派で、何本か映画にも出ていてアカデミー賞外国語映画賞への推薦を国内で争うような作品もあって、英語もぺらぺらなのでハリウッドも視野に入っているんじゃないかしらと思うのですが、
Bernatは英語が話せないくせにドイツ語はできるんだ……。もっとキャリアのこと考えようよ(涙)。

BookOffで出るのをずーっと張っていたDVD、やっとお知らせメールが来た!と思って
さっそく買ってみたら、知らぬ間に廉価版が出てて中古価格の方が高かったという
大いなる罠……。
途中まで読んでたんですが、いったん停止中。

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