2020年オリンピック開催地が東京に決まりました。

正直なところ、私はオリンピックが東京に来ることにはあまり支持していませんでした。
一番の理由は、東京一極集中に否定的だから。
いま、日本でオリンピックを開催できる都市は東京しかないだろうとは思うけど
2度目のオリンピックは大阪や福岡でやれればよかった。

それでも、最近東京オリンピックへの支持率が上がってきているようだったし
みんながいいっていうんなら、くらいの気持ちで見ていたけれど
直前になって高円宮妃を無理無理引っ張り出したところでまた冷めた。
マドリッドが皇太子を担ぎ上げてきたので対抗して、かとは思うけど、
そこはもっと段取りというか意見調整というか、必要だろうと。

とはいえ、決まったときにプレゼン参加者のみなさんが泣いて喜んでいたのをみて
やっぱり素直に「よかったね」と思えた。
ま、決まってしまったら愚痴るよりも前向きになろう。

というわけで、東京オリンピックに向けてのいいこと探し。

・とりあえず、7年後までには福島第一原発をなんとかしようとがんばるだろう。
 東北の復興もね。
・とりあえず、今後7年はいきなり他国と戦争したりしないだろう。
・これを機会に東京の高速道路を主としたインフラの古くなってるところを直してほしいな。
・都市博が中止になってから閑散としていたお台場の空き地が有効利用されるといいな。
・東京のバリアフリー化が進むといいな。

全部ひっくるめて、「7年後」という、遠すぎず、なにかをやるのにまとまった時間の取れる未来の目標ができて、日本全体が前を向けるものができた、ってのは、いいことかもしれない。

自分目標として、今後7年で英語以外の外国語を一つマスターして
ボランティアがんばってみるかな~なんて。
わたしの愛する(笑)フィギュアスケート選手・ジェフリー・バトルが、昨日突然現役引退を発表した……。

茫然自失。

もともと今日は休暇を取る予定だったのだけれど、ほとんどタイトルのような気分で休暇届を出してきました。
今日はネットでニュースをあさって読みまくります。号泣。

こちらのニュース
医学論文:急減 処分恐れ医師ら萎縮?
http://mainichi.jp/photo/news/20080127k0000m040123000c.html

元ネタはおそらくこちらのようだ、とのこと。

医療への刑事介入が臨床研究を萎縮させている
http://expres.umin.jp/files/genba/ishuku071211.pdf

で、調査に使ったデータベースのヘルプ。
http://www.jamas.or.jp/web_help4/db_pre.html
「【Pre医中誌データと完成データ 】
通常のデータでは、現在、原本の発行からWEB版で検索可能になるまでのタイムラグが約3〜4ヵ月ありますが、Pre医中誌データは、最短で発行から1ヶ月程度の雑誌を検索できるようになります。」

上記内容は、カイシャの同僚さんたちの話の横流しで、自分で調べた訳じゃないんですが(大汗)。
なにがって、紀子様ご懐妊ニュースに伴う自民党内部の対応。
ご懐妊自体はおめでたいことだと思います。でもね、だからって皇室典範見直しを先送りしようたぁどういう了見だい?!
もし今度生まれる子が男の子だったら、たしかに皇室典範を見直す直近の必要がなくなるのかもしれないけど、だからって、この先いつまでもそれが通じるわけないじゃない!! すべての「もし」を潰して法律作るのが国会議員のおシゴトじゃないの?
そうやってイヤな問題をすべて先送りしようとするからニッポンはダメなんだよな。頭悪すぎ。
小泉首相の急ぎすぎなやり方にも不審を覚えますが、先送りばかりしようとする人たちに比べたらまだマシだよ。ったく。
ここは本と映画の感想垂れ流しブログなので、こういう時事ニュースに関しての感想を載せたくはないのですが、他に適当な場所もないもので、すみません。

亡くなられた香田さんのご冥福をお祈りするとともに、ご遺族にお悔やみを申し上げます。
マスコミの、あまり同情的でない報道は、香田さんがイラクへ行った意味や必然性がわからないからじゃないかと思う。手持ちがたった数百ドルで、ヨルダンで出会った日本人からも止められたというのに、ビザも取らずにイラクへ行ってしまった青年の行動は傍から見れば「無謀だ」としか言いようがない。
でも、(たまたま見かけたテレビの報道から把握する限りでは)高校を中退し、専門学校へ行き、「自分探し」を繰り返してニュージーランドへワーキングホリデーに行き、そして家族にも言わずにいきなり中東へ行ってしまった青年は、「生」の実感が掴みきれず、もがいていたんじゃないかと感じる。それは、香田さんだけが特別なのではなくて、NEETと言われる、働く意欲の湧かない若者らと根は同じなんじゃないかと思う。
(香田さんの経歴については、記憶違いがある可能性がありますのでご注意ください。なお、「生」の実感が掴みきれない、というと、95年の神戸の児童殺害事件や、98年のバスジャック事件の犯人と、香田さんはほぼ同年代(1歳上?)なのも象徴的な気がする)

訂正 神戸の連続殺傷事件は、97年でした。バスジャックは2000年。ですから彼らと香田さんは3歳ほど違いますね。3歳違うと中学・高校に通っていた時代もまったく重ならないので、世代としての考え方は異なると思います。すみませんでした。

それと、彼がせっかく止めてくれた人の意見に耳を傾けなかったり、イラクがどれだけ危険かを知らなかったりしたというのに、もどかしい思いを感じる。あの年頃だと、大人の(……20歳過ぎは十分大人だという意見もあるでしょうが)言うことを素直に聞けないのはわかる気がしますが、それにしても、思いついたら即実行、というか、情報収集してそれを分析して判断する、という過程がすっ飛ばされている感じが、とても怖い。
情報を出す側からのコミュニケーションが、彼との間に成立してない、というのが怖い。外国人でも宇宙人でも、「話の通じない相手」に本能的に抱く恐れを、この青年にも感じる。
でも逆に、彼を理解することが、この年代の若者たちの不可解さを理解することになるのならいいなぁと思うし、そうすることで、彼の死に多少なりとも意味が与えられればいいのに、と思う。
というか、「わからないもの」を無視したり忌避したり否定したりして、向き合い理解しようとしないのは、思考停止にすぎない。

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