えー、誰も2巻が出てるって教えてくれなかった!
というわけでしばらく前に出ていたらしい2巻を読了。

うーん、広げた風呂敷を上手くたためてない印象。
せっかくの魅力的な設定なのだから、もう少し話を作り込んだらおもしろいだろうにモッタイナイ。
でも、話を作り込み過ぎるとエロが減るので雑誌連載に向かないことも理解できる。
理解できるけど……うーん。
料理人を目指すテツヤが、ふとしたキッカケで働くことになったタイ料理店「ドゥアン」。”ワケあり”なマスターやウェイトレスと一緒に働きながら料理の腕を磨くテツヤだが、やってくるお客もフツーじゃなく、毎日事件の連続で・・・!?(amazon.jpより)


タイ料理屋が舞台、と知って即購入。
朴訥な青年が、ヤクザのような無口なマスターに拾われて、マスターの元に集まってくる事件に巻き込まれていく話。
勧善懲悪でマスターが切り札というか最終兵器なので話に爽快感があり。タイ料理は話に直接絡んでは来ないけれど、名前の羅列を聞いているだけで食べたくなってくる…。
というわけで、昨晩友だちと会ったときに半ば強引にタイ屋台料理屋へ連れて行ってしまいました(笑)。
先日、ついったーでこういうブログ記事を読みました。

全1巻オススメ漫画100選(予)
http://yoicomic.blog24.fc2.com/blog-entry-185.html

つづきもののマンガを大人買いするのは思い切りが要るし、つづいている間に買い始めても、新刊を待っている間にどこまで読んだか忘れてしまってそのままフェードアウト、ということがよくあるので、1巻読みきりというのはいいなぁと思って、リストから2冊買ってみたうちの1冊。

フランス人のマンガ家が、人生に疲れ、成功する前に一夜をともにした行きずりの日本人女性にふたたび会うために、別れ際の置き手紙を頼りに愛知の田舎町まで訪ねてきて、偶然入った不味いコーヒーを出す喫茶店のできそこない店主に居候しながら謎の女を捜す。というお話。

最初に驚いたのは左開きだったことだ…。
なんでも海外でも評価の高いマンガ家さんで、この本もフランスと同時発売とか。
一瞬コマの読み方が分からなくて悩んだけれど、2,3ページでコツがわかったらすぐに話に没頭できた。

話は、日常の生活の中の心の機微を濃やかに描いていて、それぞれの閉塞感が最後にふわっと開放されて、しかもすっかり騙されていた伏線が見事で、いい映画を観たような気分に。
そして読み終わったらコーヒーを淹れたくなりました。
買おう買おうと思いつつ、なかなか思い切れなかったのですが、先日立ち寄った書店でなにやらサッカーマンガフェアをやっていたらしく、ワゴンに他のマンガと並んで積んであったのでようやく購入。

すごく薀蓄が詰め込んであって読み応えのある話でした。
コマ割りも今時のマンガにしては細かく、台詞も多い。絵の雰囲気だけでなんとなく読ませるのではないところが、70年代のマンガを彷彿とさせました。
それにしてもなかなか主人公が本気になる試合が始まらない(笑)。

途中で、インナーマッスルを鍛えた選手(すっきり寸胴)とアウターマッスルを鍛えた選手(ウェストがくびれてメリハリがある)の体型の違いが説明されるのですが、説明が出るずっと前に絵を見て「この主人公、寸胴だなぁ」と思っていたのでひじょうにびっくり。そんな細かいところまで、素人にまで違いが分かるように描き分けているなんて……!!

早くホントの試合シーンが読みたいのですが、現在連載はお休み中とのこと。
あうあう……。


ちなみに。
本の間に「内容を確認したいときは店員までお知らせください」という紙が入っていて、あらこの書店こんな紙を挟むようになったんだ…と思ってよく見たら、別の店の名前が書かれていた。
過酷な本の来歴に想いを馳せて涙。
読んでみた。
いま出ている2巻からおもしろくなるそうなので、2巻も読んでから感想かきます。
表紙が薫さんにもどった第6巻。
淳兄が人が変わったようになってしまった理由も、立ち直るきっかけも、
最後に重大な行動に出るところも、すごく納得の行くエピソードで
綴られていて、よかった……。

やっと入手できました!
可愛いなあ。
でも続くのか!!
先日から、「兎オトコ虎オトコ」の2巻を探して書店を徘徊しているのですが、見つからないとついうっかり目に留まった別のBLマンガを購入してしまいます……。


「青空の澄んだ色は」が大変気に入っている天禅桃子の新刊。
すごくいい感じに話は進むのに、気持ちが通じ合ったとたんに無意味にそっちの描写が濃くなるのが、オトナの事情を感じさせられて寂しい気分に。
あ、でも特に表題作はちょっと「青空の~」を思い起こさせるところもあって好きです♪

あー、もし電子書籍が一般化したら、BLはHシーンのページだけ抜いてその分安く購入できる選択肢を作って欲しい……。
BLは好きだけどHが読みたいわけじゃないんだよ……。どうせそんな読者は少数派でしょうが、ロングテールの少数派に対応できるのがデジタルなネットの世界のいいところだと思うんだけどな……(遠い目)。
この週末、風邪を引いたらしく微熱が出て体が動かず、ごろごろ寝ていたときに再読しました。
おばかな私は、この作品の発表当時はいまいち分からなかったんですよね。会社員になって組織の中で働くことが分かって、経験を重ねて酸いも甘いも分かるようになった今になって、やっとこの話を面白いと思えるようになった。
でも、本当に三原順って「物語」を描く作家だったのだなぁ。
今更ながらに惜しまれます。
発売日にさっそく購入。
著者が、あっという間にBLのテンプレをマスターした、という感じの短編集でした(笑)。
でも、もっとこう、モンデンアキコ先生らしい、というか(と言えるほどもんでん作品を読んでいるわけではありませんが)、せっかく一般マンガからの参入なので、テンプレを打破していただくくらいの、いままでにないBLもお願いしたいなぁ、なーんて贅沢を言ってみたり。
そんなわけで、話としては一番最初の「探し物はなんですか?」が好きです。
キャラとしてはヤクザの木崎が、後書きにあるとおり著者の愛が溢れているからか一番気に入っています。あ、我慢できる子だからか?!
でもほんっとカッコイイ男を描ける方が参入してきてくださってうれしいです。
あとがきを読むと、なんだか続く感じ?

このマンガとは関係ないけれど、書店で本日発売のコーラスを前に買おうかどうしようか迷っていたら、横からやって来たお姉さんがサッと1冊掴んでレジへ立ち去っていって唖然(苦笑)。
一条ゆかりが目当てだったのか、もんでんあきこが目当てだったのか?
「裏方ほどおいしい仕事はない!」がどうしても検索して持って来れないのに、どうしてコレは「聖☆」だけでしっかりヒットするんだろう(涙目)。

とまれ、今回も大変面白かったです☆
実家に帰って、三原順のマンガを数冊持ち帰ってきました。
実家のロフト(4畳半分本で埋まっている)でふと手に取ったら止まらなくなって全巻読み返しました。
ある意味ファンタジーだけれど、やっぱりいい話なんですよね…。
文庫版で揃えているので、雑誌発表時からどれだけ経ってから読んでるだろう……。最初ので初出が2007年3月号か。

最初に載っていた「狐遣いの後継ぎ」が一番おもしろかったな。ミスリードも上手いし、最後の締め方も後味がよくて、この先のことをいろいろ想像させられて。


新刊出てた!
すでに記憶として語られてきた話だけれど、実際にリアルタイムの物語として読むとやっぱり重い……。
早く彼らが出会えるといい。
でも、出会ってしまったらもうこの物語も終わる……。
好きな者同士が、思いが通じ合うまでジタバタする短編集。
このジタバタ加減が快感だわ~。

ノンケとゲイの高校生同士の友情マンガ。
男の子同士がおバカでけっきょく仲良しな様子は見ていて楽しい。

と、オリンピックのフィギュアスケート女子シングルをスタンドで観戦していた男子シングル3人組の姿を見て思いました。

それにしても、とうとう、とはいえやけにあっさりロ……(以下略)

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