チャーリーとチョコレート工場
2005年9月2日 映画鑑賞記録(04.03〜)監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原…
とりあえず、サイコー!!と叫んでおく。
試写会に行って来ました。
以下、ややネタバレ気味な部分があるのでご注意下さい。
ちなみに、わたしは原作の存在は知っていたけれど実際に読んだのは映画公開が決まってから。子どものときに読んでおけばもっと楽しめただろうなぁとちょっと残念に思いつつ、お話自体はとてもシンプルで子どもの本によくあるような繰り返しが多く、2時間の映画にするのには間が持たないのではないか、と、ちょっと心配もしていた。
事前に漏れ聞く噂では、原作にはないウォンカさんの父親とのエピソードが付け加えられているということだったし、そして結局「家族っていいよね」というハリウッドな価値観に落としているということで、そこで醒めちゃうんじゃないかという不安があった。
けれど、そんな心配はまったく杞憂でした! さすがティム・バートン。
父親エピソードのための、ウォンカさんの過去のフラッシュバックシーン以外は、バートン節の演出はあるもののほぼ原作に忠実。そして原作の一番最後から先に、ちょっとだけ付け加わったシーンで「父親との和解」が描かれるものの、台詞はそぎ落とされ、あっさりと終わって邪魔じゃない。
なにより、本では想像するしかなかったウンパ・ルンパの歌が!! もう最高です。サントラ欲しい。
一緒に行ったのは子どもの頃から原作を愛して止まない人でしたが、彼女も大満足ということでした。
見終わって、心から「あ〜楽しかった」と思えて、誰にでも勧められる素敵な映画でした。
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バトル・オブ・シリコンバレー
2005年8月20日 映画鑑賞記録(04.03〜)
某所にて「腐女子がこれを見れば、全員が必ず、妖しい妄想を抱く」(出典 VOICE:Slashを読む日本人が見たやおい漫画を読むアメリカ人・第16回 http://www.sting.co.jp/voice/v38/v010419.htm)とまで書かれたアメリカのTV映画を見た。
内容は、アップル社の設立者であるスティーブ・ジョブズと、 マイクロ・ソフト社の設立者であるビル・ゲイツのサクセス・ストーリーを描く、 コンピュータ業界の実話ドラマ。
作品の内容としてはライバルものの王道で、しかも最後は数年前にMac使いを驚かせた、MSと林檎の提携で終わるものですから、腐女子が心ときめかせるのもむべなるかな、というもの。
俳優さんたちは出来るだけ本人に似た顔立ちの人を連れてきているらしく、ゲイツはかなり本人を髣髴とさせる顔なのだけれど、ジョブスはERにも出ていたらしいノア・ワイリーで、彼のたくらみ系の表情がエロティシズム滴っているのも腐女子に道を誤らせる一因のように思われます。
というわけで、大変楽しく見ました。もともとコンピュータ開発史に興味のある方には既知のエピソードばかりかもしれませんが、それ以外を求めるお嬢様方には楽しめるのではないかと(笑)。
VHS Turner Home Video 2000/05/16 ¥1,739
内容は、アップル社の設立者であるスティーブ・ジョブズと、 マイクロ・ソフト社の設立者であるビル・ゲイツのサクセス・ストーリーを描く、 コンピュータ業界の実話ドラマ。
作品の内容としてはライバルものの王道で、しかも最後は数年前にMac使いを驚かせた、MSと林檎の提携で終わるものですから、腐女子が心ときめかせるのもむべなるかな、というもの。
俳優さんたちは出来るだけ本人に似た顔立ちの人を連れてきているらしく、ゲイツはかなり本人を髣髴とさせる顔なのだけれど、ジョブスはERにも出ていたらしいノア・ワイリーで、彼のたくらみ系の表情がエロティシズム滴っているのも腐女子に道を誤らせる一因のように思われます。
というわけで、大変楽しく見ました。もともとコンピュータ開発史に興味のある方には既知のエピソードばかりかもしれませんが、それ以外を求めるお嬢様方には楽しめるのではないかと(笑)。
VHS Turner Home Video 2000/05/16 ¥1,739
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奥さまは魔女
2005年8月19日 映画鑑賞記録(04.03〜)
試写会に当たったので行ってきました。
面白そうだとおもわなかったわけではないものの、なんでわざわざハガキを使ってまで応募したのか、当たった時点で忘れていたのですが、まあタダだから見てきました。
可愛い映画でした。ロマンスとしては、大筋で王道を行っていて、小ネタで随所で笑わせる。オリジナルでおじさんが出てくるのは知りませんでした。知っていたらまた楽しかったのかなぁ。
ニコール・キッドマンって、写真で見るとキッツい美人って感じですけど、動くとホントに「恋に恋する少女」って感じになる。すごーい。
対してヒーローであるウィル・フェレルって、アメリカでは有名なコメディアンだそうで。道理でロマンス映画でニコールの相手にしてはダサすぎる……。最後にはそれが可愛く見えてくるのかと思ったけれど、最後までどうにもカッコイイと思えなかった。でも、そんなどうしようもない相手にも恋しちゃったらおしまいよね、というところが逆に共感できたり。そうそう。この人身長が190センチあるそうで、だからニコールの相手役として釣り合ったということか。
いや、だったらやっぱりデカすぎて相手を選ぶ、オーストラリア出身のコメディアンもできる俳優・エリック・バナのほうがカッコイイじゃん! あ、でもオリジナルのダーリンに似ているのはウィル・フェレルのほうかしら。
ニコールのお友達・マリアちゃんが可愛くて気に入りました。
そういえば、(以下ネタバレ)
サマンサのお母さん役をやった役の女優さん(うーん、わかりにくい)って、結局伏線を収拾し忘れてるような気がするんですが……。
あと、ヒーローの元妻の扱いも、生かし切れてなかったような。
面白そうだとおもわなかったわけではないものの、なんでわざわざハガキを使ってまで応募したのか、当たった時点で忘れていたのですが、まあタダだから見てきました。
1966年から放映され、日本でも人気だった往年の同名テレビシリーズを題材にした、ニコール・キッドマン主演によるラブコメ。物語は単純なリメイクではなく、「奥さまは魔女」の新シリーズが製作されることになり、ヒロインを探すという設定だ。例の“鼻ピクピク”ができることから、無名のイザベルが選ばれるのだが、じつは彼女は本物の魔…
可愛い映画でした。ロマンスとしては、大筋で王道を行っていて、小ネタで随所で笑わせる。オリジナルでおじさんが出てくるのは知りませんでした。知っていたらまた楽しかったのかなぁ。
ニコール・キッドマンって、写真で見るとキッツい美人って感じですけど、動くとホントに「恋に恋する少女」って感じになる。すごーい。
対してヒーローであるウィル・フェレルって、アメリカでは有名なコメディアンだそうで。道理でロマンス映画でニコールの相手にしてはダサすぎる……。最後にはそれが可愛く見えてくるのかと思ったけれど、最後までどうにもカッコイイと思えなかった。でも、そんなどうしようもない相手にも恋しちゃったらおしまいよね、というところが逆に共感できたり。そうそう。この人身長が190センチあるそうで、だからニコールの相手役として釣り合ったということか。
いや、だったらやっぱりデカすぎて相手を選ぶ、オーストラリア出身のコメディアンもできる俳優・エリック・バナのほうがカッコイイじゃん! あ、でもオリジナルのダーリンに似ているのはウィル・フェレルのほうかしら。
ニコールのお友達・マリアちゃんが可愛くて気に入りました。
そういえば、(以下ネタバレ)
サマンサのお母さん役をやった役の女優さん(うーん、わかりにくい)って、結局伏線を収拾し忘れてるような気がするんですが……。
あと、ヒーローの元妻の扱いも、生かし切れてなかったような。
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アイランド
2005年8月10日 映画鑑賞記録(04.03〜)しばらく映画はいいや、などと呟いたのはどこの誰?というノリで、今日はカイシャ帰りに「アイランド」を見てきた。
なぜかというと、先日見たMTVの映画情報番組でアイランドの特集をしていて、相変わらずハリウッドでは悪役なS.ビーンが、なんとオールバック・スーツ・メガネ着用のマッドサイエンティストだということが判明したからだ。
それは見なくちゃだろう!!
あらすじは「映画生活」サイトから。
えーっと。事前情報を得ていたので心構えはできていたものの、自分たちが生きたいからといって、あそこまで関係ある人・ない人ぽんぽん殺したり巻き添え食らったりしているのに、最後に自分たちが生き残ったらそれでおっけー、みたいな悩みのなさはいかがなものか?
特に、(以下ネタばれ・劇場予告には出ていたシーンだけど)
浮遊するバイクでビルの上の方の階に突っ込んで、反対側に突き抜けて、巻き添え食らった人がはるか地上へ落ちていくのに、自分たちはたまたまそこにあった看板に引っかかって助かるのってどうよ?!
(ネタばれ以上)
まあ、そういう自己中なアメリカ的価値観に目をつぶれば、世界観や各キャラクタの行動原理についての説明などの書き込みは納得しやすく書かれていて、ソツがない脚本だなぁと感心します。
ユアン・マクレガーって34歳か。すでにアップの顔は「歳とってるな〜」という印象が拭えない。純粋培養されて3歳でしかないクローン体なら、もっと肌がぴちぴちしててもいいような気がするけれど。「ムーラン・ルージュ!」の雰囲気ならイケてたと思うんだけど、ちょっと惜しかったです。
対するスカーレット・ヨハンソン。「真珠の耳飾りの少女」のときにも思ったけど、この人ってなんでこんなにエロいんだろう……。それも、少女の無垢さを併せ持ったエロス。それなのに声は意外と低い。
そしてお目当てのショーン・ビーンは、あんないかにも悪役顔の人がマッドサイエンティスト?と思っていたけれど、ああ〜なんか似合ってたよ!! しかも、状況が悪くなると、しきりとメガネをずり上げる仕草が神経質っぽくてステキ。
でも、最後にユアンとガチで対決するところは、いつものマメっぷりでしたけどね。
そして、映画館の隣の席に座っていた若い女の子二人組が、映画の最初にビーンの名前が出てきただけで喜んでいたのが微笑ましかったです。
なぜかというと、先日見たMTVの映画情報番組でアイランドの特集をしていて、相変わらずハリウッドでは悪役なS.ビーンが、なんとオールバック・スーツ・メガネ着用のマッドサイエンティストだということが判明したからだ。
それは見なくちゃだろう!!
近未来の巨大施設。毎日規則的な生活を続ける入居者たちの中に、リンカーンとジョーダンもいた。地球は汚染されており、生き延びることのできた彼らは施設で守られているのだと、みな信じていた。施設から出られる道はひとつ。唯一、汚染を逃れた「アイランド」へ移住すること。ある日、ジョーダンが「アイランド」行きの抽選に当たった!しかし、その頃、リンカーンは「アイランド」行きは死を意味するのだと知ってしまう。彼は、ジョーダンの手を取り施設を脱走。生きたい。彼らのまさに命を賭けた闘いが始まった。
監督:マイケル・ベイ
出演:ユアン・マクレガー/スカーレット・ヨハンソン
あらすじは「映画生活」サイトから。
えーっと。事前情報を得ていたので心構えはできていたものの、自分たちが生きたいからといって、あそこまで関係ある人・ない人ぽんぽん殺したり巻き添え食らったりしているのに、最後に自分たちが生き残ったらそれでおっけー、みたいな悩みのなさはいかがなものか?
特に、(以下ネタばれ・劇場予告には出ていたシーンだけど)
浮遊するバイクでビルの上の方の階に突っ込んで、反対側に突き抜けて、巻き添え食らった人がはるか地上へ落ちていくのに、自分たちはたまたまそこにあった看板に引っかかって助かるのってどうよ?!
(ネタばれ以上)
まあ、そういう自己中なアメリカ的価値観に目をつぶれば、世界観や各キャラクタの行動原理についての説明などの書き込みは納得しやすく書かれていて、ソツがない脚本だなぁと感心します。
ユアン・マクレガーって34歳か。すでにアップの顔は「歳とってるな〜」という印象が拭えない。純粋培養されて3歳でしかないクローン体なら、もっと肌がぴちぴちしててもいいような気がするけれど。「ムーラン・ルージュ!」の雰囲気ならイケてたと思うんだけど、ちょっと惜しかったです。
対するスカーレット・ヨハンソン。「真珠の耳飾りの少女」のときにも思ったけど、この人ってなんでこんなにエロいんだろう……。それも、少女の無垢さを併せ持ったエロス。それなのに声は意外と低い。
そしてお目当てのショーン・ビーンは、あんないかにも悪役顔の人がマッドサイエンティスト?と思っていたけれど、ああ〜なんか似合ってたよ!! しかも、状況が悪くなると、しきりとメガネをずり上げる仕草が神経質っぽくてステキ。
でも、最後にユアンとガチで対決するところは、いつものマメっぷりでしたけどね。
そして、映画館の隣の席に座っていた若い女の子二人組が、映画の最初にビーンの名前が出てきただけで喜んでいたのが微笑ましかったです。
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プリティ・プリンセス 2 ロイヤル・ウェディング
2005年8月7日 映画鑑賞記録(04.03〜)あなたが10歳の女の子なら、2001年の大ヒットディズニー映画の続編である本作に釘づけになるだろう。そうならないはずがない。前作でヨーロッパの王室のプリンセスだと判明したミア(アン・ハサウェイ)。本作では、陽気なミアが大学を卒業し、なんとジェノヴィア国へ向かうのだが、そこでは贅沢なドレスや宝石でいっぱいのクローゼットが…
姪が借りてきたDVDを、姉の家で夕飯をご相伴しながら見た。ちなみに1は未見。
何が面白かったって、
(1)すんごい、アメリカの歴史観がかいま見える。
300年の歴史を誇る王家で、公用語がフランス語で、独立記念日があるっていうのは、やっぱりナポレオンから独立したことを設定しているのかしら。
それにしてもやっぱり王国と独立記念日っていうのがどうもしっくりこないのは、「お姫様」という女の子の夢と「独立」という共和主義的価値観が噛み合わないからなんだよな〜。
あと、ほら。300年でも長い伝統とか言っちゃうところが、200年の歴史しかないお国柄だよなぁ、と。歴史への憧れとか、ロイヤル・ファミリーへの憧れみたいなものが、共和主義の建前の影に見え隠れしてる感じ?
(2)おお〜ジョン・リス=デイヴィスが出てる! 一緒に見ていた甥っ子に「ほら、ギムリだよ!」といったら、「ええ? でかいじゃん」とテンプレなリアクションがあって楽しかった。
(3)主人公のお付きの人が、「ローゼンクランツ」と「ギルデンスターン」と呼ばれていた。昔そういうタイトルの映画がなかったかしら?
(4)主人公の顔が、まるでネズミーアニメの古風なお姫様の表情そっくりだった。口がでかくて眉毛が長くて表情が派手。
でも、「おもしろかった。1も見てみたくなった」と言ったら姉の家族全員から「1のほうがおもしろかった!」と薦められた。
DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2005/07/20 ¥3,990
現在は密偵ファルコの2巻を読んでます。600ページもあるのでしばらく読了しないかも。
それとも、積読本を無視して買ってしまった三浦しをんのエッセイを先に読み終わってしまうかも……。
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サマータイムマシン・ブルース
2005年8月4日 映画鑑賞記録(04.03〜)試写会に当たったので観てきました。
もともと舞台だったのを映画にリメイクした、というのは聞いていたので、脚本の細かいギャグやその間の取り方が舞台っぽいなぁと思いながら観てました。
話はうまくできてるし、役者さんも面白いと思うんだけど、舞台という限られた空間でやるからこその面白さが、映画で活かされていなかったような気がします。
でも。お目当てはくらのすけくん(佐々木蔵之介)だったので、それだけで満足です(笑)。
もともと舞台だったのを映画にリメイクした、というのは聞いていたので、脚本の細かいギャグやその間の取り方が舞台っぽいなぁと思いながら観てました。
話はうまくできてるし、役者さんも面白いと思うんだけど、舞台という限られた空間でやるからこその面白さが、映画で活かされていなかったような気がします。
でも。お目当てはくらのすけくん(佐々木蔵之介)だったので、それだけで満足です(笑)。
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マダガスカル
2005年7月24日 映画鑑賞記録(04.03〜)
試写会に当たったので見てきました。
当たってから試写状をよく見たら日本語吹替え版だった……。でも、それで正解だったかも。
かなりアメリカ地元ィでなければわからないネタ満載で、吹替えよりさらに情報量のすくない字幕ではほとんどついていけなさそう。英語も、早口のNY英語らしいのでネイティブや帰国子女レベルの聞き取り能力がなければツライらしい。(でも、ベン・スティラーの声で聞いてみたかった気も)
同じドリームワークスでも、シュレックなら元ネタの童話がわかれば笑えるところもあるだろうけれど、今回のオリジナルネタは(アメリカから見た)外国人にはちょっときつかったかなぁ。
でも、マダガスカルの描写は大変美しく、南国ジャングルスキーにはうれしかったり。あとはペンギンsが男らしくて痺れます(笑)。
当たってから試写状をよく見たら日本語吹替え版だった……。でも、それで正解だったかも。
かなりアメリカ地元ィでなければわからないネタ満載で、吹替えよりさらに情報量のすくない字幕ではほとんどついていけなさそう。英語も、早口のNY英語らしいのでネイティブや帰国子女レベルの聞き取り能力がなければツライらしい。(でも、ベン・スティラーの声で聞いてみたかった気も)
同じドリームワークスでも、シュレックなら元ネタの童話がわかれば笑えるところもあるだろうけれど、今回のオリジナルネタは(アメリカから見た)外国人にはちょっときつかったかなぁ。
でも、マダガスカルの描写は大変美しく、南国ジャングルスキーにはうれしかったり。あとはペンギンsが男らしくて痺れます(笑)。
トゥー・ブラザーズ
2005年7月17日 映画鑑賞記録(04.03〜)1920年代のカンボジア、アンコール遺跡でトラの兄弟が誕生。しかし、父トラが射殺され、母トラと弟が人間の罠にかかり、兄弟は別れ別れの運命をたどる。兄のクマルはサーカスで芸を仕込まれ、弟のサンガは行政官の息子のペットになるが、1年後、彼らは思わぬ場所で再会することに…。『子熊物語』でも、クマのドラマを手がけたジャン=ジ…
テレビで放映されていたので見た。
公開が去年の夏だったのでずいぶん早いなぁ。試写会一生懸命応募したけど当たらなかったのでそのまま見なかったんだっけ。
テレビの地上波での映画なんてずいぶん久しぶりに見たので、本編を観ていなくてもずいぶんバサバサとカットしているのが丸わかりでちょっとイライラする。そう、誤訳・珍訳だらけで脳内補完が必要な字幕付きの映画みたいにね(怒)。ま、ただで見てるんだから仕方ないのか。
それにしてもトラの可愛さに悩殺。檻の中でコロンと腹を出して寝転がって「ここから出して? 遊んでよう」と訴えているかのような目に、テレビの前で悶絶してました。
兄弟が対決する、ってのは公開時の宣伝で知っていたので、そのシーンになるまで「どうなっちゃうんだろう〜どっちも可愛いのに闘うなんてイヤ〜」と真剣にハラハラ見ていましたが、まあ、つまるところは夏休み子ども向け映画だった。いえ、悪い意味でなく、ホッとしました。
でも、フランス占領下のカンボジアの傀儡政権のことなんかもさり気なく盛り込まれていて、石仏盗掘とトラ退治についての、西洋人と現地人との価値観の相違などもきちんと描かれていて、大人も楽しめます。
そして、カンボジアの遺跡から石仏を盗掘するハンターがガイ・ピアース。「どっかで見た顔だなぁ」と思っていたらアレか。LAコンフィデンシャルのメガネの色っぽいお兄ちゃんか!!
DVD 東宝 2005/02/25 ¥6,300
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ラブ・アクチュアリー
2005年7月2日 映画鑑賞記録(04.03〜)
仕事で失敗が続いて(というか後回しにしていた仕事のツケが一気に襲ってきた)落ち込み気味だった今週、某TSUTAYAからレンタル半額チケットが来たので、なんかこう、気軽に観られてシアワセな気分に浸れそうな、この映画を借りてみた。
楽しく観られました。すごいたくさんのカップル(予備軍)が錯綜しているので、ときどき「……これ誰だっけ?」というのがありましたが(すみません、C.ファースと親友の新妻に横恋慕する男の区別が最初付きませんでした/ダメダメ)、だんだん「ああっこの人とこの人がこんなところで繋がってる!」という楽しみもあって、面白かったです。
それと、一つ一つのエピソードは他愛ないものの、それがたくさん集まって絡み合っているのと、「クリスマスだから」で納得できてしまう文化的背景がこの話の勝利かと。そういうイベントって、日本では考えられないものなぁ。
H.グラントの英国首相は「こんなんでいいの?」と笑かしてもらいましたし、社長秘書のミアちゃんのネコ耳には(ネコ耳属性は苦手だったにも関わらず)ついよろめいてしまい、その社長の奥さんが泣くシーンは本当につらかったなぁ。
そして、わたしはこの映画で初めてロドリゴ・サントロを観ましたが、ちょっとときめいちゃいました(笑)。去年スペインへ行ったときにもいい男がいっぱいでうれしかったですが、もしかしてわたしはラテン系が好みなのかしら……。
そうそう、結局5回観た「キングダム・オブ・ヘブン」(ああ、これでまた友人たちに呆れられる……)でも主人公のパパ役だったL.ニーソンが、今回も素敵なパパ役で、すでにわたしの中ではパパ俳優としてインプットされました(笑)。
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/01/01 ¥4,179
19人の男女が織りなす恋愛模様を、ユーモアとウィットに飛んだ会話と心温まる&切なくなるエピソードでクギづけにする英国のラブストーリー。秘書に一目惚れした新首相の仕事に身が入らない日々、義理の息子の熱烈片思いをサポートする父親、親友の新妻に恋した画家の切ない心、言葉の通じないポルトガル娘に恋したミステリー作家など、年…
楽しく観られました。すごいたくさんのカップル(予備軍)が錯綜しているので、ときどき「……これ誰だっけ?」というのがありましたが(すみません、C.ファースと親友の新妻に横恋慕する男の区別が最初付きませんでした/ダメダメ)、だんだん「ああっこの人とこの人がこんなところで繋がってる!」という楽しみもあって、面白かったです。
それと、一つ一つのエピソードは他愛ないものの、それがたくさん集まって絡み合っているのと、「クリスマスだから」で納得できてしまう文化的背景がこの話の勝利かと。そういうイベントって、日本では考えられないものなぁ。
H.グラントの英国首相は「こんなんでいいの?」と笑かしてもらいましたし、社長秘書のミアちゃんのネコ耳には(ネコ耳属性は苦手だったにも関わらず)ついよろめいてしまい、その社長の奥さんが泣くシーンは本当につらかったなぁ。
そして、わたしはこの映画で初めてロドリゴ・サントロを観ましたが、ちょっとときめいちゃいました(笑)。去年スペインへ行ったときにもいい男がいっぱいでうれしかったですが、もしかしてわたしはラテン系が好みなのかしら……。
そうそう、結局5回観た「キングダム・オブ・ヘブン」(ああ、これでまた友人たちに呆れられる……)でも主人公のパパ役だったL.ニーソンが、今回も素敵なパパ役で、すでにわたしの中ではパパ俳優としてインプットされました(笑)。
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/01/01 ¥4,179
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大いなる休暇
2005年6月17日 映画鑑賞記録(04.03〜)カナダ・ケベック州にある小さな島は、かつての主要産業だった漁業もすたれ、島民のほとんどは生活保護を受けている、そんな島へ、工場誘致の話が降ってわくが、最大の難関は「島に定住する医者がいること」という条件をクリアすること。
島を逃げ出した元町長の差し金で、1か月の休暇をこの島で過ごすことにした医師に、なんとか島を好きになって定住してもらおうと、島民全員が奮闘するが……。
(公式サイト)
http://www.crest-inter.co.jp/oinarukyuka/
善意からでたウソをテーマにした話はたいていおかしくてホロリとさせるけれど、これもそんな感じ。島民たちの一生懸命さと、何も知らない医師が騙されちゃう様子はひどくおかしくて、声を出して笑ってしまいました。
そして、初めは小汚い冴えないおじさんたちばかりが出てきてナンダカナァと思ってましたが、ふとした拍子に格好良く見えたりする。
ラストは予定調和といえば予定調和だけれど、やっぱりそうでなくっちゃ、という気もするし。
そして、島民のなかで一番この計画に乗り気そうでなかった一人が、一番この計画に貢献しているのが、なんかおかしい。もしかすると、乗り気そうに見えないながらこの人が一番真剣に考えていたのかも。
島を逃げ出した元町長の差し金で、1か月の休暇をこの島で過ごすことにした医師に、なんとか島を好きになって定住してもらおうと、島民全員が奮闘するが……。
(公式サイト)
http://www.crest-inter.co.jp/oinarukyuka/
善意からでたウソをテーマにした話はたいていおかしくてホロリとさせるけれど、これもそんな感じ。島民たちの一生懸命さと、何も知らない医師が騙されちゃう様子はひどくおかしくて、声を出して笑ってしまいました。
そして、初めは小汚い冴えないおじさんたちばかりが出てきてナンダカナァと思ってましたが、ふとした拍子に格好良く見えたりする。
ラストは予定調和といえば予定調和だけれど、やっぱりそうでなくっちゃ、という気もするし。
そして、島民のなかで一番この計画に乗り気そうでなかった一人が、一番この計画に貢献しているのが、なんかおかしい。もしかすると、乗り気そうに見えないながらこの人が一番真剣に考えていたのかも。
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ダニー・ザ・ドッグ
2005年6月14日 映画鑑賞記録(04.03〜)香港映画スターでハリウッドに進出したジェット・リーと、先日公開された「ミリオンダラー・ベビー」でアカデミー助演男優賞を獲得したモーガン・フリーマン共演で、「レオン」のリュック・ベッソン監督の殺し屋3部作のラスト。
試写会に当たったので、香港俳優好きな友人を誘ったところ、
「わーいジェットたん大好きなんだ〜」
……ジ ェ ッ トた ん で す か?!(ちょっと2ちゃん風?)
(Kさんネタにしてごめんね)
でも、映画を見終わった後、「ジェットたん」という呼び方になんの違和感も感じていないわたしがいた……。
いえ、もう役柄からして、5歳のときに誘拐されて殺人マーシャルアーツ以外の教育を受けてこなかった青年、という設定なので基本ピュアなんですが、精神年齢5歳児なジェットたんの動作のかわいらしさはもう、
あなたはどこの42歳ですか?
てなもんで。
ストーリーは、「細かいことは気にしないで、ジェットたんのマーシャルアーツを楽しむんだ!」とだけ申しておきましょう。香港カンフー映画のお約束(飛び道具出せば一発で解決なのに、決して飛び道具を使わない等)レベルで見る必要があります。
いや、なんというか、知らないジャンルが開けた、ってカンジ?
試写会に当たったので、香港俳優好きな友人を誘ったところ、
「わーいジェットたん大好きなんだ〜」
……ジ ェ ッ トた ん で す か?!(ちょっと2ちゃん風?)
(Kさんネタにしてごめんね)
でも、映画を見終わった後、「ジェットたん」という呼び方になんの違和感も感じていないわたしがいた……。
いえ、もう役柄からして、5歳のときに誘拐されて殺人マーシャルアーツ以外の教育を受けてこなかった青年、という設定なので基本ピュアなんですが、精神年齢5歳児なジェットたんの動作のかわいらしさはもう、
あなたはどこの42歳ですか?
てなもんで。
ストーリーは、「細かいことは気にしないで、ジェットたんのマーシャルアーツを楽しむんだ!」とだけ申しておきましょう。香港カンフー映画のお約束(飛び道具出せば一発で解決なのに、決して飛び道具を使わない等)レベルで見る必要があります。
いや、なんというか、知らないジャンルが開けた、ってカンジ?
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レッド・ドラゴン
2005年6月11日 映画鑑賞記録(04.03〜)DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/04/08 ¥1,565 『レッド・ドラゴン』の製作は危険な試みでもあった。しかし、期待以上のものを見せてくれた。トマス・ハリス原作のレクターシリーズ第1弾。映画化はこれで2度目となる。『刑事グラハム / 凍りついた欲望』として過去に公開されたこの作品は、『羊たちの沈黙』で確固たるレクター博士像を作り上げた名優アンソニー・ホプキンズによってよみ…
ノートン週間間を置いて第4弾。
原作がとても好きで、映画はあまり好評でなかったようなのでずっと見ないでいたもの。
といっても原作を最後に読んでから数年経っているので、細かい内容を忘れているところもあってそれなりに楽しめた。
かなり原作を忠実に映像化しようとしている意図は汲むけれど、それゆえに改変した部分に不満が残る。最後にああして「羊たちの沈黙」へのつながりをほのめかすなら、グレアムの最後も原作通りにするべきでは? 映画「羊たち〜」では、原作通りのグレアムがほのめかされていなかったかしら?
ということで、つい映画の「羊たちの沈黙」も見直したくなってしまったり。
それと、グレアムとレクター博士の因縁を最初に持ってきていて、映画の作り方としてはまっとうだと思うのだけれど、あそこがあの作品の中で一番好きなワタクシとしては、最初に見せられちゃって「あーあ」ってカンジ?(笑)
しかもさぁ、あそこはもっとこう、息が詰まるような緊迫感と、二人の駆け引きでサイコーに色っぽく描いて欲しかったわけですよワタクシとしては! まるで恋愛小説かなにかで、お互いの気持ちに気づいているようなそうでないような、相手の気持ちを引き出そうと手練手管を駆使するような、そういうドキドキ感を感じさせて欲しかったなぁ。
ちなみに、ノートン先生は、割と普通だった、っていうか、こんな普通の映画ならノートン先生をあえて使う必要もなかったような気がします……。もっとこう、グレアムとレクターの関係を濃密に危うく描くなら、ホプキンスに対するノートンの意味があったと思うんだけど……。
いえ、別に男同士だから云々でなく、「羊たちの沈黙」の面白いところは、あの死と恋愛感情の表裏一体になっているような、レクターとクラリスの緊張感に充ち満ちた関係が濃く描かれていたからだと思うんですけどね〜。
キングダム・オブ・ヘブン
2005年6月3日 映画鑑賞記録(04.03〜)『グラディエーター』などの巨匠、リドリー・スコット監督が、12世紀を舞台に、十字軍とエルサレムの関係を史実に基づいて描いた壮大なアクション絵巻。主人公はフランスで鍛冶屋を営んでいた青年バリアンで、突然現れた父の誘いで十字軍遠征に参加した彼が、父の意志を継ぎ、エルサレムに平和をもたらすべく苦闘する。バリアンの騎士とし…
4回目鑑賞。今回は歴史物好きな友人を連れて行ったが、彼女にはあまり受けなかった模様。「衣装とか小道具はすごいと思ったけどね〜」
わたしがボードワン4世にハマっているというと、オーランド好きだと知っているその友人は驚いていた。「まあ、儲け役ではあるよね」。そっかー、まあ確かに平和主義で死にキャラってのは儲け役かも。
今週、まだ六本木のプレミアスクリーンでやってるらしいので、溜まったポイント使ってアップグレードして観てみようかしら。別にそんな意地になって何度も見ることはないと思うんだけれど。正直、自分でも何がそんなにツボにはまったのか、よくわかりません。
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バッド・エデュケーション
2005年5月23日 映画鑑賞記録(04.03〜)1980年、マドリード。新進気鋭の映画監督エンリケ(フェレ・マルチネス)の元に、神学校の寄宿舎で共に少年時代を過ごしたイグナシオ(ガエル・ガルシア・ベルナル)が訪ねてくる。幼い頃の面影が全くないイグナシオにエンリケはとまどうが……。 (Yahoo!moviesより)
以前書いた「見たい映画リスト」最後の1本が、一緒に行こうといった友達との都合がなかなか付かずにようやく本日行くことが出来ました。
感想。
寄宿学校のエピソード、まんま竹宮恵子か萩尾望都のマンガで見たことありそうな感じで既視感ありあり。さらに現代(およびイグナシオが持ち込んだ脚本のエピソード)でのゲ■のセ■クスシーンがかなり生々しいのに「あー、これいつも文字やマンガで読んでるアレだよなぁ」と、ごく普通に見ている自分にハタと気づいて、悲しい気分になる●歳の春……。
主要登場人物がほとんどゲ■か、野心のためならゲ■とセックスできる人だったりして、そんなところもBL小説を映画で見ている気分に浸れます(苦笑)。
ガエルくんは熱演してました。でも、この子ほんとに背が低いんですよね〜。
【追記】
この映画でもガエルくんが色っぽく「Quizas,Quizas,Quizas」を歌ってましたが、なんか最近観た映画でしょっちゅうこの曲を聴く気がする。ってか考えたらそのうちの1つは「ドット・ジ・アイ」じゃないか! ガエルくんが出てた映画じゃないか!! たしかもう1本は「靴に恋して」だったかと思うんですがちょっと自信ない……。
まあ、あれか。スペイン人はこの歌が大好きだ、ってことか。
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25時
2005年5月22日 映画鑑賞記録(04.03〜)
ノートン先生強化月間(というかすでに週間に近い)第3弾。
ファイト・クラブを返して来たついでに、勢いで25時も借りてしまったのは、ツ■ヤの半額キャンペーン期間が今日までだったから。
これは以前原作を読んでいて、いい話だというのは分かっていた。映画もほぼ原作に忠実に描かれていて(原作者が脚本書いてるからな)、どちらかと言えばノートン先生のすばらしさよりも、すでに脚本の時点で8割方勝ったも同然。
そして犬が可愛いのであった。
DVD 角川エンタテインメント 2004/09/10 ¥4,935
人種差別など過激なテーマをふりかざし、作品のパワーは認められつつも、好き嫌いの多かったスパイク・リー監督。しかし本作は、観る者を問わず、あくまで静かに心の奥底に感動をもたらすだろう。麻薬所持の罪で7年の刑を受け、24時間後に収監されることになったモンティ。自分を逮捕に追い込んだのがだれなのかという疑惑。そして、刑務…
ファイト・クラブを返して来たついでに、勢いで25時も借りてしまったのは、ツ■ヤの半額キャンペーン期間が今日までだったから。
これは以前原作を読んでいて、いい話だというのは分かっていた。映画もほぼ原作に忠実に描かれていて(原作者が脚本書いてるからな)、どちらかと言えばノートン先生のすばらしさよりも、すでに脚本の時点で8割方勝ったも同然。
そして犬が可愛いのであった。
DVD 角川エンタテインメント 2004/09/10 ¥4,935
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ファイト・クラブ
2005年5月21日 映画鑑賞記録(04.03〜)
ノートン先生強化月間第2弾。
ネタばれになるので多くは申せませんが、この話の前半というかタネ明かしされる直前まで、ヤバいよってくらいに萌えてました。
でも、こんな話だとは思わなかった……。ただの殴り合い映画だと思ってたのに、ノートン先生いわくの「文明批評映画」でした。そういう意味でもとても面白かった。
で、チンピラなブラピはいい男だった。ノートン先生は、作品選びすぎてメジャーになりきれないような気がした。いや、メジャーになりたいわけじゃないのかもしれないが。
そして、ちょっぴり楽しみにしていたコメンタリは、当然レンタルDVDにはついていないのだった……。999円の廉価版にもついてないんでしょうか? ノートン先生の地声が聞きたいのだけれど。
【追記】
廉価版にはコメンタリついているようですが、2枚組だとノートン先生のインタビューも入ってる! 迷うな〜。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/03/16 ¥999
仕事に追われ、疲労困ぱいしたエリート青年。ある日出会ったチンピラのような男に誘われ、殴りあうことで自己を開放する「ファイト・クラブ」に参加する。しかし、次第に自分自身をコントロールできなくなっていく。 主人公のエリートはエドワード・ノートン、チンピラ男はブラッド・ピットというスター共演作だ。暴力に振り回されな…
ネタばれになるので多くは申せませんが、この話の前半というかタネ明かしされる直前まで、ヤバいよってくらいに萌えてました。
でも、こんな話だとは思わなかった……。ただの殴り合い映画だと思ってたのに、ノートン先生いわくの「文明批評映画」でした。そういう意味でもとても面白かった。
で、チンピラなブラピはいい男だった。ノートン先生は、作品選びすぎてメジャーになりきれないような気がした。いや、メジャーになりたいわけじゃないのかもしれないが。
そして、ちょっぴり楽しみにしていたコメンタリは、当然レンタルDVDにはついていないのだった……。999円の廉価版にもついてないんでしょうか? ノートン先生の地声が聞きたいのだけれど。
【追記】
廉価版にはコメンタリついているようですが、2枚組だとノートン先生のインタビューも入ってる! 迷うな〜。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005/03/16 ¥999
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真実の行方
2005年5月18日 映画鑑賞記録(04.03〜)
と、いうわけでレンタルしてきたのに見る時間が取れなかったこれを、返却日前日に慌てて見る。
DVD パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005/03/25 ¥1,575
ううーん、ノートン先生つながりで見たもので、「なぜ、この映画でノートン先生がそれほど絶賛されたのか」を知っていたため、本当の意味で楽しむことはできなかったかな。残念。
でもノートン先生はすごい演技力だったと思います。うん。
DVD パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005/03/25 ¥1,575
シカゴの大司教が、78カ所の傷を負って殺害された猟奇事件で、敏腕弁護士のマーティン・ベイルは、名声を得たいがために、その容疑者である19歳の少年アーロンの弁護を無償で引き受け、元恋人のジャネット検事と対決することになる。しかし、大司教を敬愛し、殺害時の記憶を失っているアーロンの、その記憶の糸をたぐり寄せていったとき、…
ううーん、ノートン先生つながりで見たもので、「なぜ、この映画でノートン先生がそれほど絶賛されたのか」を知っていたため、本当の意味で楽しむことはできなかったかな。残念。
でもノートン先生はすごい演技力だったと思います。うん。
キングダム・オブ・ヘブン
2005年5月14日 映画鑑賞記録(04.03〜)
公開初日。レイトショーにて3度目の観賞。
何度観ても飽きないし、何度観てもなにかの発見がある。そんなところは、M&Cの吸引力に似ているかも知れない。P.ウィアーの細やかな職人芸と比べればエンターテインメントな派手さがある。けれど、たとえばブレード・ランナーやエイリアンのような、ドキッとするような印象的な構図を次々繰り出す派手さではなく、適度に肩の力が抜けているけれど後からしみじみ思い出せるような、軽やかな派手さというのかな。うーん、上手く言えないけど。
正直、初見のときは前半のカットの粗さについていけず、感想はイマイチだったのだけれど、だんだん味が出てくるかんじ。
そして、気になるノートン先生の「真実の行方」、ツタヤの半額セールで借りて来ちゃった。
何度観ても飽きないし、何度観てもなにかの発見がある。そんなところは、M&Cの吸引力に似ているかも知れない。P.ウィアーの細やかな職人芸と比べればエンターテインメントな派手さがある。けれど、たとえばブレード・ランナーやエイリアンのような、ドキッとするような印象的な構図を次々繰り出す派手さではなく、適度に肩の力が抜けているけれど後からしみじみ思い出せるような、軽やかな派手さというのかな。うーん、上手く言えないけど。
正直、初見のときは前半のカットの粗さについていけず、感想はイマイチだったのだけれど、だんだん味が出てくるかんじ。
そして、気になるノートン先生の「真実の行方」、ツタヤの半額セールで借りて来ちゃった。
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殺人の追憶
2005年4月30日 映画鑑賞記録(04.03〜)
カイシャの近所のツタヤの会員証更新が4月いっぱいで、更新すると1本レンタル無料だというので、慌てて木曜に更新に行った。
いま、特に観たいDVDがなかった、というのが更新を先延ばしにしていた原因であるのだけれど、先日「キングダム・オブ・ヘブン」を観てから、演技派ノートン先生が気になってしかたがなく、映画デビュー作にして出世作「真実の行方」を観ようかと思ったのだけれど、なんだかアメリカ映画を観たい気分でもなく、そうだ、「ぼくセザール(以下略)」が最近DVDレンタル開始してたから、そっちにしようかと思ったのだけれどそれは新作で、レンタル無料対象外であった。
そんなわけでいたずらに店内をフラフラしていて、ふと目に止まったのがこのDVD。最近一緒に映画を観たお友達からも「よかったよ」と聞いていたので、これにしてみた。
まいった。
こんなにすごいサスペンスだったとは。
結局犯人はまだ捕まっていない、という結末は事前に聞いていたにもかかわらず、こんなに緊迫したストーリーを作れるとは。
しかも構図がうつくしい。画面のすみずみまで美意識が行き届いていて、それがさらに緊迫感を増す。
ああ、本当にまいった。
いま、特に観たいDVDがなかった、というのが更新を先延ばしにしていた原因であるのだけれど、先日「キングダム・オブ・ヘブン」を観てから、演技派ノートン先生が気になってしかたがなく、映画デビュー作にして出世作「真実の行方」を観ようかと思ったのだけれど、なんだかアメリカ映画を観たい気分でもなく、そうだ、「ぼくセザール(以下略)」が最近DVDレンタル開始してたから、そっちにしようかと思ったのだけれどそれは新作で、レンタル無料対象外であった。
そんなわけでいたずらに店内をフラフラしていて、ふと目に止まったのがこのDVD。最近一緒に映画を観たお友達からも「よかったよ」と聞いていたので、これにしてみた。
アミューズソフトエンタテインメント 2004/08/27 ¥3,990 1986年ソウル近郊の農村で起こった女性の猟奇的殺人事件。特別捜査本部のトゥマン刑事はソウル市警から来たテユン刑事と組んで事件に挑むが、捜査方法の異なるふたりは対立し、何度も失敗をする。しかし、ある出来事がきっかけとなり有力容疑者が浮上する。 実際に起きた未解決事件をもとに『吠える犬は噛まない』のポン・ジュノ監督…
まいった。
こんなにすごいサスペンスだったとは。
結局犯人はまだ捕まっていない、という結末は事前に聞いていたにもかかわらず、こんなに緊迫したストーリーを作れるとは。
しかも構図がうつくしい。画面のすみずみまで美意識が行き届いていて、それがさらに緊迫感を増す。
ああ、本当にまいった。
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