【BL注意】
積読してあったシリーズ第2巻。
1巻の感想はこちら。>http://yogiribook.diarynote.jp/201502261729014054/
ミステリとしてもそこそこ面白い。とはいえ、なんでそんなにあちこち遺体を動かしたのか、犯人の犯行時の様子の具体的な説明がないので、それで理屈が通っているのかよくわからない。
いっぽうBLとしては、1巻でまったく進展がなかった二人の仲がそれなりに気持ちが近づく過程を踏まえた上で一歩進んだので満足です(笑)。
アメリカのゲイ・ミステリは、下手をすると相手がイイ男だからという理由だけであっという間にくっついたり離れたりするから、情緒ってもんがなくてな……。
とはいえ私が一番興味をひかれたのは、主人公が事件にまつわる過去の地元の歴史を調査するのに、普通に図書館に行く点であり、田舎の小さい街のようなのにちゃんと図書館があり、しかもレファレンスデスクに行列ができている、という描写だったりする。
なんでもアメリカ式が正しいというつもりはないけれど、日本の図書館は戦後民主主義の導入とともにシステムが導入されたのだから、やっぱりこういう使い方が本来的だと思うのですよ……。
行き詰まった小説執筆と微妙な関係となったジェイク・リオーダンから逃れるように、
祖母が遺した牧場へとやってきたアドリアンは道ばたで死体を発見する。
だがその死体は保安官が来た時には跡形もなくなっていた。
敷地内のスパニアード・ホロウ峡谷では学者たちによる発掘作業が行われていたが、
謎の呪文や飼い犬の変死にスタッフは不安を覚えている。
そして牧場の郵便受けにはガラガラヘビが。これは谷の安らぎを守る「ガーディアン」の呪いなのか?
アドリアンを追ってやってきたジェイクとの関係も事件を通してゆっくりと動き出す、シリーズ第二弾。
積読してあったシリーズ第2巻。
1巻の感想はこちら。>http://yogiribook.diarynote.jp/201502261729014054/
ミステリとしてもそこそこ面白い。とはいえ、なんでそんなにあちこち遺体を動かしたのか、犯人の犯行時の様子の具体的な説明がないので、それで理屈が通っているのかよくわからない。
いっぽうBLとしては、1巻でまったく進展がなかった二人の仲がそれなりに気持ちが近づく過程を踏まえた上で一歩進んだので満足です(笑)。
アメリカのゲイ・ミステリは、下手をすると相手がイイ男だからという理由だけであっという間にくっついたり離れたりするから、情緒ってもんがなくてな……。
とはいえ私が一番興味をひかれたのは、主人公が事件にまつわる過去の地元の歴史を調査するのに、普通に図書館に行く点であり、田舎の小さい街のようなのにちゃんと図書館があり、しかもレファレンスデスクに行列ができている、という描写だったりする。
なんでもアメリカ式が正しいというつもりはないけれど、日本の図書館は戦後民主主義の導入とともにシステムが導入されたのだから、やっぱりこういう使い方が本来的だと思うのですよ……。
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