1957年、バルセロナ。父の書店で働く青年ダニエルは、結婚間近の親友フェルミンの様子がおかしい事に気づく。彼宛に不可解なメッセージを残す謎の男の来店もあり、友人を問い詰めると、フェルミンは自らの過去を語り始めた…。18年前、監獄に収容された事。そこで出会った作家マルティンの事、彼と交わした約束の事―『風の影』『天使のゲーム』をつなぐ、「忘れられた本の墓場」シリーズ第3弾!


サフォンの「忘れられた本の墓場」シリーズ第3弾。既刊を読んでから時間が立ち過ぎてなかなか思い出せなかった。既刊のあらすじを読んでも主要登場人物の関係が分からない。物語自体も、過去と現在の人間関係が相似形というか入れ子状態になっているため、1巻に出てきた人か2巻に出てきた人かさえ不明という状態。結局途中で、既刊をぱらぱらと拾い読みして人物把握。

そんなこんなで混乱しながら読み進めたものの、半分を過ぎるころから1巻と2巻の様々なパーツが一気に繋がっていき、最後「うぉぉぉぉ!!!続きを!続きを早く!!!」と切望するまでに。

続き……いつでるのかなぁ(遠い目)。


コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索