猛暑のロンドンを訪れる貴族は少なく、ジョージーのメイド仕事は減激。そこで、楽に稼げて豪華な食事にありつける仕事を思いつくものの、たちまちロンドン警視庁に呼び出され、世間知らずだったと思い知らされる。さらに、有名飛行士のメイドが事故死し、遺留品の中になぜかジョージーに宛てた謎の手紙が見つかったことから、すぐさま警視庁は王室のスキャンダル対策としてジョージーを帰郷させることに。ところが、彼らの目的は他にあった。王位継承者に相次ぐ不審な「事故」の真相を探るスパイとして、王族のいるスコットランドに彼女を送りこんだのだ。そこでは、継承順位の低い兄ビンキーや、果てはジョージーにまで危険が迫り、絶体絶命の大ピンチに!


ヴィクトリア女王の曽孫にして王位継承権第34位、スコットランドの公爵の妹であるジョージ―が殺人事件に遭遇するシリーズ第3弾。
今回は、ジョージ―がスコットランドの実家(城)に里帰りする話なのでメイドはなし。ちゃんと(貧乏だけど)貴族のお嬢さましてます。食べるものにも困る貧乏っぷりはないので、楽しく読めました。
ヒーローであるダーシー(わかりやすいネーミング……)もだんだんジョージ―に気持ちが向かっているみたいだし、恋愛方面も(やっと)わくわくできます。
そして、今回の犯人は理由もあってイッちゃってる人で、いい犯人でした。
これまでの3作で一番おもしろかった!


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