人類はついに過去への時間旅行を実現した。その技術を利用し、オックスフォード大学は、第二次大戦中、空襲で焼失したコヴェントリー大聖堂復元計画に協力している。史学部の大学院生ネッドは、大聖堂にあったはずの“主教の鳥株”を探せと計画の責任者レイディ・シュラプネルに命じられた。だが、21世紀と20世紀を何度も往復して疲労困憊、とうとう過労で倒れてしまった!?SFと本格ミステリを絶妙に融合させた話題作。ヒューゴー賞・ローカス賞受賞。
とりあえず上巻を読了したので記録として書いておく。
というのも、かなりの大部で下巻まで読了するのにあと1週間はかかりそうなので、念のため。
一時期、タイムスリップ・ラブロマンスを読み漁っていた時期があったけれど、この本は、タイムスリップものだしユーモア小説だし、「主人公がタイムスリップしたために、出会うべきだった二人が出会わず歴史が変わってしまうのを防ぐため奮闘する」という、まあロマンスと言えなくもない要素もあるのだけれど、私のツボなタイムスリップ・ラブロマンスには今のところなっていない。
下巻で切ないラブロマンスものに変わったり……しないだろうな。
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