原作を数年前に読んで、お気に入りのアメリカのYA小説が、原作者によって映画化されました。
(以前の原作の感想はこちら。>http://yogiribook.diarynote.jp/200905232347512547/

映画も、とてもよい出来でした。さすが原作者が映像化しているだけあって、エピソードの整理の仕方がうまい。
まあ、逆に原作者だから細かいエピソードへの思い入れが捨てられなくて失敗する可能性も無きにしも非ずですが、この小説が発表されてから10年以上経っているからか、過剰な思い入れもなく。

さらに、俳優がよい。
主演のローガン・ラーマンは「三銃士」で見ているはずなんだけれど記憶になく(汗)、その友人役のエズラ・ミラーは「少年は残酷な弓を射る」の予告で注目していたけれど映画は怖くて見にいけず、もう1人の友人であるエマ・ワトソンは、めずらしく美人のまま成長したと注目していたけれど、ハリポタ以外で見るのは初めて。
この3人が、とてもよかった。

感じやすくて傷つきやすい高校生の、友情や恋、ベンキョウ、家族。そういったものの上手く行かない感じが、自分の心の柔らかい部分に何度もタッチして、号泣こそしませんでしたが何度も目じりをぬぐいました……。

映画の前に原作も再読して行ったのですが、それでもあえていえば、私は映画の方が好きです。
上映館は少ないですが、機会があればぜひ見てください!

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