葉桜の季節に君を想うということ
2013年11月13日 読書記録第6紀(13.08~)「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。
刊行されたころから読もう読もうと思いながらなかなか時間がとれず、叙述ミステリらしいのでできるだけネタばれを回避しながら苦節(?)10年、ようやく手に取りました。
ああ、気持ちよくだまされた!
自分の思い込みを思い知らされました。でもそれがどんな思い込みなのかはネタばれになるから言えない……。
読了後、密林のレビューを読むと、絶賛と批判が入り乱れていて、そのなかで「乾くるみの『イニシエーション・ラブ』のほうがすごい」と書かれていたので、次は初乾くるみ。
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