長い物語でした。
途中、すでに語られた事件を犯人側から描写する、という部分が長くてちょっと中だるみしたりしましたが、やはり最後が近づくとノンストップになって、実は4巻後半から5巻は深夜3時まで一気読みでした。
翌日も仕事あるのに!

「模倣犯」というタイトルは、この物語で語られる事件とはどこかそぐわない、と思いながら読み進めましたが、最後の最後、ここぞという台詞でようやくその意味が分かってグサッと来ました。
そして、犯人が捕まった後、被害者の遺族である気丈な祖父が崩れるシーンがもう、涙なくしては読めない。
宮部みゆきは、本当に人間の強さと弱さを受け入れて理解しているんだろう。

やはり安定の宮部みゆきは鉄板。

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