最初に私が読みたいと思っていたのはこちら。
……「芙蓉千里」の表紙と似ているような似てないような?

中2の夏の終わり、転校生の「僕」は不思議な少女と出会った。誰よりも美しい彼女は、なぜか「キヨコ」と呼ばれてクラス中から無視されている。「僕」はキヨコの存在が気になり、あとを尾行するが…。少年時代のひたむきな想いと、ままならない「僕」の現在。そして、向日葵のように強くしなやかな少女が、心に抱えた秘密とは―。メフィスト賞受賞の著者による書き下ろし。心に刺さる、青春の物語。


で、自分が読もうと思うきっかけになったのがこちらの書評。

私を知らないで 白河三兎著 家族とは何か、意表つく展開 (日本経済新聞 2012/11/7付 )
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO48118950W2A101C1NNK001/

いまどきの中学生は本当にこんなにクールで大人な考えで世渡りしてるのか、と思うとストレスが多そうで。
というのは脇の感想ですが、キヨコの、「僕」の語られない過去や事情がミステリのようでとてもおもしろかった。

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