芙蓉千里
2012年11月29日 読書記録第5紀(10.12~)
そもそもは、日経新聞だかに載っていた(とネットで見た)北上次郎の書評で絶賛されていた「私を知らないで」(白河三兎、集英社文庫)を読みたくて大きな書店に立ち寄ったのだけれど、文庫売り場をあちこち歩き回っても見つからず、その度に目に留まったのがこの本。
(探していた本は(1)赤っぽい表紙で(2)女の子のイラストだった とだけ覚えていたので)
結局見つからなかったので、代わりにこの本を買った。須賀しのぶだから外さないだろうし。
期待にたがわず面白かった!
女の子が元気のいいお話はこちらも元気が出る。フミはどん底を知っているから強いし、彼女と一緒に人生を切り開くタエも、最初は情けない女の子なのにどんどん強くなっていく。
まあ、どうしてもハルピンの、妓楼の中での話がメインになってしまうので、せっかく大陸に渡ってもやや世界が狭い感じになってしまうけれど、続きがあるようだし特に3巻ではユーラシア大陸を駆け回るようなので、続きも出たら読む。
(探していた本は(1)赤っぽい表紙で(2)女の子のイラストだった とだけ覚えていたので)
結局見つからなかったので、代わりにこの本を買った。須賀しのぶだから外さないだろうし。
「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷…煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!?…女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕。
期待にたがわず面白かった!
女の子が元気のいいお話はこちらも元気が出る。フミはどん底を知っているから強いし、彼女と一緒に人生を切り開くタエも、最初は情けない女の子なのにどんどん強くなっていく。
まあ、どうしてもハルピンの、妓楼の中での話がメインになってしまうので、せっかく大陸に渡ってもやや世界が狭い感じになってしまうけれど、続きがあるようだし特に3巻ではユーラシア大陸を駆け回るようなので、続きも出たら読む。
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