猫を飼ってるおしゃれなインテリアのマンションの部屋を見たくてネットで検索していたらこの映画がヒットしたので借りてみた。
ちなみに原作は未読。というか大島弓子未読。私の年のマンガ読みにしては珍しいというか邪道かもしれない。

愛猫サバを亡くした女性漫画家の麻子は、悲しみで漫画を描けなくなってしまう。ナオミらアシスタントも心配で仕方がない。そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。グーグーと名付けたその子猫と暮らしはじめて、麻子の日常は一変、元気な表情が戻ってきた。暫くしてグーグーの避妊手術のために動物病院に向かうが、その途中、グーグーが逃げ出してしまう。必死で探す麻子を助けてくれたのは、近所に住む青年・沢村だった。


映画だから、リアルな猫飼いの部屋ではないだろうけれど、猫トイレの処理の仕方が見られて参考になった。(ちなみに特別協賛に花王の名前が入っている。猫用衛生用品も扱っているらしい。)
部屋は、ちょっとアジア風の入ったナチュラル系でその辺も自分の趣味にあっている……というか、この映画の公開時点(2008年)でアジアンというのはすでに流行おくれだったのでは?という気がしなくもなく。
でも、部屋の描写も、ましてや猫の描写もあまり多くない。ちょっとがっかりだ。

麻子(小泉今日子)が主人公かと思いきや、そのアシスタントのナオミ(上野樹里)にも力点が置かれ、どちらに視点をおいて見ればいいのかちょっと悩む構成。
さらに、マンガなら不自然ではないだろう「死神」が、映画でリアルな人物として登場するとやや微妙。いっそ(ベタだけど)黒猫にしてしまって話をさせないほうが自然にファンタジー要素として話に盛り込めたのでは?と思う。

でも、独身で仕事を持ってて婚期を逃した女性の描写は、いやあ、身につまされる(汗)。




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