今日は土曜で映画の日。何か映画を見ようかと思いましたが、以前予告編を見て気になっていたこの映画が、ちょうど今日封切りだったのでこれにしました。
昨日の朝、ネットで予約状況を見たらまだ余裕で空いていたので慌てて予約することもないだろうと思っていたら、今朝、リンクを張っているtkrさんがツイッターで「日比谷のTOHOシネマズでは16:40以前の回はすべて満席」と呟いてらしたので慌てて予約を取りました。地元のTOHOでは、まだ最前2列と、ばらばらと4席ほどが残っていたのですが、それらも上映時間までには満席に。

不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき……。


設定からしておもしろいに決まってる! 片や教養あふれる大富豪だけれど体が不自由。片や仕事も学もない黒人青年。両極端な境遇だけれどもお互いに偏見を持たず、ユーモアを交えた率直な物言いで、信頼関係を築いていくなんて。
まあでも、アメリカで作ったらもっと教科書的な分かりやすい説教映画になりそうなところ、フランス映画なのでストレートな説明セリフもなく、大人な映画に仕上がっています。
(そうは言ってもいわゆる「フランス映画」なわけの分からなさはないんですが。その辺はアメリカ映画っぽくもある。)

脇役もよくて、特にドリスとともにフィリップの世話をする専門職のイヴォンヌがいい。ドリスが粉をかけるフィリップの秘書マガリーも、フィリップと文通しているエレオノールも。
……女ばっかりか。


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