ランナウェイズ
2012年8月26日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)
見たい見たいと思っていて、レンタルビデオで旧作になるのを待っていた作品。
どこで見たのか失念してしまったけれど、この映画の映画評で、初潮のシーンから始まる、監督も女性だし、これは女性の映画だ、という文章が引っかかって、見たい、と思ったのでした。
見てみて、確かに、初潮に象徴される少女たちの思春期の苛立ちが痛いくらいに画面に溢れてるように感じました。
あの時期、女の子は女の子だけの世界を作って、擬似恋愛をしたり、対立したり、異性を意識したり、差別に苦しんで異性を憎んだり。
あのエネルギーは、「台風クラブ」を思い出したりしました。
私自身は実際の「ランナウェイズ」よりも世代が下なのでリアルタイムは知りませんが、本国よりも日本で熱狂的な人気が出たのは分かる気がしました。
ちょっとペドフィリア的な禁忌感があったんじゃないかしら。
実際のランナウェイズの「チェリー・ボム」の動画もYouTubeで見られるのですが、映画と比較すると、まだ実際のランナウェイズのほうが大人っぽい。
ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワートじゃ、さらに幼い感じがすることに、いろいろ考えさせられます。
この40年の間に米国でも(日本アニメの流行に伴って)ネオテニー文化が根付いたのかとか、そもそもこの映画はある程度日本の観客を当てにした企画だったのか、とか。
いろいろ面白かったです。
今を代表する若手女優の共演!
「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートと「アイ・アム・サム」で天才子役と呼ばれたダコタ・ファニング。
少女たちの熱い音楽、友情、青春が胸を打つブロー・ガールズ・ムービー
1975年、ロサンゼルス。
ジョーン・ジェットは、ロックがやりたいと周囲に訴え続けるが、誰にも相手にしてもらえない.。
そんなある日、敏腕プロデューサー、キム・フォーリーに出会い、彼の協力のもとメンバー探しを始める。
一方、シェリー・カーリーは、好きな音楽を共有する友だちもいない退屈な毎日を送っていた。
ある日、親の目を盗み出かけたクラブでジョーンとシェリーは運命的な出会いを果たす。
男まさりな格好のジョーンや他のメンバーに女性らしいルックスのチェリー加わり、最強のガールズバンド・ランナウェイズが結成される。
活動を始めた彼女たちは、男たちから差別を受けながらも着実に実力をつけ、その人気は世界中に飛び火していく。
しかし、シェリーのルックスばかりに注目が集まり色物扱いされる苛立ちと、嫉妬からバンド内に軋轢が生まれ始める…
どこで見たのか失念してしまったけれど、この映画の映画評で、初潮のシーンから始まる、監督も女性だし、これは女性の映画だ、という文章が引っかかって、見たい、と思ったのでした。
見てみて、確かに、初潮に象徴される少女たちの思春期の苛立ちが痛いくらいに画面に溢れてるように感じました。
あの時期、女の子は女の子だけの世界を作って、擬似恋愛をしたり、対立したり、異性を意識したり、差別に苦しんで異性を憎んだり。
あのエネルギーは、「台風クラブ」を思い出したりしました。
私自身は実際の「ランナウェイズ」よりも世代が下なのでリアルタイムは知りませんが、本国よりも日本で熱狂的な人気が出たのは分かる気がしました。
ちょっとペドフィリア的な禁忌感があったんじゃないかしら。
実際のランナウェイズの「チェリー・ボム」の動画もYouTubeで見られるのですが、映画と比較すると、まだ実際のランナウェイズのほうが大人っぽい。
ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワートじゃ、さらに幼い感じがすることに、いろいろ考えさせられます。
この40年の間に米国でも(日本アニメの流行に伴って)ネオテニー文化が根付いたのかとか、そもそもこの映画はある程度日本の観客を当てにした企画だったのか、とか。
いろいろ面白かったです。
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