先週、ラブソングができるまでと一緒に借りたもの。
ディズニー長編アニメーション第50作記念作品としてグリム童話から誕生した全く新しい物語が、早くも最高のクオリティで3Dブルーレイ/ブルーレイ/DVDに!
ディズニーの伝統的な手描きアニメーションの感覚と最先端CG技術で生まれた“スーパーリアル3D”の映像美に注目!
音楽は『美女と野獣』『アラジン』をはじめ、存命者最多の8度のアカデミー受賞歴を持つアラン・メンケン。本作でも「輝く未来(I See the Light)」はアカデミー賞にノミネート!
製作総指揮は、ディズニー/ピクサーのヒット作の数々を手掛けたジョン・ラセターと、アリエル、野獣、アラジンなどを生み出した伝説的アニメーターのグレン・キーン!!
あの『美女と野獣』『アラジン』を超えた全世界興行収入!!

初めての世界、初めての喜び、初めての恋・・・
ディズニーの新しいヒロイン、ラプンツェルの「初めて」の旅が始まる──。


公開当初、あのグリム童話がディズニーにアメリカナイズされると知って、まったく見たいと思わなかった。
ヨーロッパの森の暗くて得体の知れないものが潜んでいるあの感じ、しかも主人公が決して無瑕疵の存在ではないところがいいのに、と思ってた。
映画や物語に関しては信頼のおける友だちが「いいよ」と言ってても、結局見なかった。

でも、気楽な気持ちで見始めて、かなり驚いた。
ラプンツェルと彼女を閉じ込める魔女に、現代の、娘を精神的に支配する母親をうまく投影して、自分を縛り付ける親から独立する現代的な物語に組み立てなおしていた。
これは上手い翻案だわ、と思ってスタッフを見たら、製作総指揮にピクサーのジョン・ラセターが加わってたのねー。そりゃおもしろいわけだわ。

ヒーローも、決してただの正義感溢れる王子様じゃない。嘘もつき、騙し、見栄を張る、充分感情移入できる存在。
ディズニーのお姫様ものには姫に寄り添う狂言回しの動物が出てくるけれど、これには、姫についているカメレオンのほかに、非常にキャラの立っている馬がいる。

まあ、ラプンツェルが「自分が本当はお姫様だ」と自覚するところはかなり強引だったけど、森の描写や空を埋め尽くすランタンはうつくしいシーンでした。

実は非常に気に入って、レンタルDVDを返却する前にもう一度見ました。
あーこれも公開当時は3Dだったのか。劇場で観ればよかった!

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