めぐり逢えたら
2012年7月4日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)ボルチモアの新聞記者アニー・リード(メグ・ライアン)は、カーラジオで偶然聞いた番組に心ひかれた。それはリスナー参加のトーク生番組で、シアトルに住む8歳の少年ジョナー・ボールドウィン(ロス・マリンジャー)が「落ち込んでるパパに新しい奥さんを」といじらしいまでに切々と訴えていた。続いて電話口に出た父親サム・ボールドウィン(トム・ハンクス)の声が、彼女の胸に響いた。建築技師のサムは、1年半前に妻に先立たれてからのやるせない心境を淡々と語り出し、孤独で眠れぬ夜もあると告白する声にもらい泣きするアニー。その時から彼女の内部で何かが変わった。(Goo映画より)
これまで特にノーラ・エフロンに注目したことはなかったんですが、秋林さんの記事を読んでちょっと見てみたくなりまして。
「そんな簡単に『運命の人』がこの人だとわかったら楽でいいわよね~」
と思いつつ、その可愛いファンタジーにうっとり(笑)。
ケリー・グラントの「めぐり逢い」がモチーフになっていて、女がうっとりする「めぐり逢い」と、男が涙する「特効大作戦」の比較は、秋林さんも書かれていたけれどうまいなぁと思います。
メグ・ライアンがちょっと変わってるけれど好きになれる絶妙なキャラクタなのもうまい。好きになれないと見ていて共感できないし、あんまりまともな人だとああいうちょっとありえない行動(ある意味ストーカー/汗)を取るのが不自然になってしまう。
相手役がトム・ハンクスってのもツボを押さえてるよなぁ。
でも、じつは以前から気になっていたものの、あらすじを読むとなーんか「そんな話アリ?しかも相手がトム・ハンクス???」と思って観てなかったんですよね~。そこですごく損してる気がします。
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