上手な逝き方
2012年6月13日 読書記録第5紀(10.12~)先日、ペットロスに関するシンポジウムへ行ったところ、大村英昭氏のお話がとてもおもしろかった上に素直に理解できる内容だったので、他にどんな本を書いているんだろう?と思ったらずいぶんと著名な社会学者だった(冷汗)。
取り合えずとっつきやすそうな、最近出た嵐山光三郎との対談「上手な逝き方」という本を読んでみようか、と思ったら。
あらら~。
そんなわけで密林にはこの本のページすらなくなっているのだけれど、地元図書館で検索すると普通にヒットする不思議(笑)。
職場のある区の図書館で借りて読みました。
とはいえ、話はあまりおもしろくない。というのも、嵐山光三郎も大村氏も、おおむね考え方や価値観は同じ方向を向いているから。
ペットロスのシンポジウムでは、ペットにまつわる様々な立場の人の中で仏教を踏まえた社会学者としての科学的な視線が信頼感を醸していたのだけれど、仏教の話となると、どうしても大村氏の浄土真宗のことを話すことになり、客観性が薄まってしまったのがちょっと残念だった。
でも関西弁で柔らかくはっきり物言うところはやっぱりいいなぁと思う(笑)。
取り合えずとっつきやすそうな、最近出た嵐山光三郎との対談「上手な逝き方」という本を読んでみようか、と思ったら。
asahi.com 2011年11月28日
集英社が新書「上手な逝き方」を絶版 「著作権侵害」
集英社は28日までに、第三者の発言を無断で掲載していたとして、昨年11月に出版した新書「上手な逝き方」を絶版にすることを決めた。「著作権、著作者人格権を侵害している」と判断、すでに回収を始めている。
同書は、死をテーマに作家・嵐山光三郎さんと宗教社会学者・大村英昭さんが対談、共著として発売された。だが、実際の対談には、本願寺仏教音楽・儀礼研究所常任研究員の多村至恩さんが同席。多村さんの発言の一部が大村さんの発言として、許可なく編集され、1万8千部が発行された。
http://www.asahi.com/culture/update/1128/TKY201111280450.html
あらら~。
そんなわけで密林にはこの本のページすらなくなっているのだけれど、地元図書館で検索すると普通にヒットする不思議(笑)。
職場のある区の図書館で借りて読みました。
とはいえ、話はあまりおもしろくない。というのも、嵐山光三郎も大村氏も、おおむね考え方や価値観は同じ方向を向いているから。
ペットロスのシンポジウムでは、ペットにまつわる様々な立場の人の中で仏教を踏まえた社会学者としての科学的な視線が信頼感を醸していたのだけれど、仏教の話となると、どうしても大村氏の浄土真宗のことを話すことになり、客観性が薄まってしまったのがちょっと残念だった。
でも関西弁で柔らかくはっきり物言うところはやっぱりいいなぁと思う(笑)。
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