先日ツイッターで「いま年下の男との年の差カップルものにはまってて~」と呟いたら、いまネパールで働いてる高校時代の友人が「ホワイト・キャッスル」という小説をお薦めしてくれた。
(ついったーすごい!)
ホワイト・キャッスルはホワイト・パレスの間違いだったんだけど、それでも密林でヒットしないよ~と文句を言ったら、やっと邦題を思い出してくれた。
……「ぼくの美しい人だから 」!!
それならタイトルだけはよく知ってるよ!
ということで、本を読もうと思ったら20年も前の発行でBookOffでも入荷待ち状態だったので、先に映画を見てみた。

セントルイスの高級住宅地に住むエリート広告マン、マックス(ジェームズ・スペイダー)は、24時間営業のハンバーガーショップで働く中年女性ノーラ(スーザン・サランドン)と出会い、酒の勢いから一夜を共に過ごす。マックスは妻を、ノーラは幼い息子を事故で亡くし、互いに孤独を抱えていた二人。真剣な恋愛から遠ざかっていた彼らだったが、たちまち情熱的な恋に溺れていく。だが、性格も生活も違いすぎる二人は、事あるごとに衝突を繰り返すのだった…。


タイトルだけは知っていたのだけれど、もっとほのぼのロマンティック・コメディかと思ってました。
スーザン・サランドンの捨て身の下品な中年女役が真に迫ってて胸が痛い…(苦笑)。
でも、ジェームズ・スペイダーの年下男が恋人を見つめる子犬のような目に萌え(笑)。
そしてラストシーンの派手さには爆笑。いやー若い恋人って感じでいいわー♪

とはいえ、ストーリー的には、この2人の障害は年齢というよりも裕福なユダヤ人と貧しい白人(おそらくアイリッシュ?)との階級差にあるので、ノーラは自分が年上という点にはあまり葛藤がなくてちょっと物足りない。

ジェームズ・スペイダーの一生懸命な年下男っぷりがよかったので、他にどんな映画に出てるのかしら?と思ったら……
「ザ・ウォッチャー」?「セクレタリー」??
見たことあるけど、いったいどこにあの可愛い子ちゃんが出てた???
そして、Wikipediaで現在の姿を見て……脱力。

とはいえ、基本に忠実な由緒正しい年下男とのロマンス映画でした☆

コメント

ボースン
2012年5月18日23:59

古くてもよいなら、サガン原作の「さよならをもう一度」なんかいかがでしょう?(笑)
見ずテンですが、評判は良い映画みたい。イングリッドバーグマンとイブ・モンタンの倦怠期カップルに斬り込むアンソニー・パーキンスだとか。

あと、「ハロルドとモード」という超年の差映画があるそうですが、これは多分ちょっとちがうんでしょうね(爆)←60歳差

夜霧のネオンサイン
2012年5月19日11:17

ご推薦ありがとうございます~。アンソニー・パーキンスはこの役で何か賞をもらってるんですね。
それはおもしろそうかも!

ハロルドとモード…60歳差…それは違うような気がしますが映画としてはおもしろそうな(笑)。

秋林 瑞佳
2012年5月19日13:59

スペイダーはですね…この数年でもう「どうしちゃったの!?なにがあったの!?」レベルで、まだ「セクレタリー」の頃は良いのですよ。

正直云えば「ぼくの~」は、彼の主演作のなかではかなり特殊。
あんな萌え系、ほかにないですもん。

夜霧のネオンサイン
2012年5月20日20:47

そういえばセクレタリーのあのおじさんはそれなりにかっこよかった記憶が。
スペイダーの出演作をざーっと眺めてたら、「トゥルー・カラーズ」っていうのが
若い頃の作品っぽいですが、秋林さんはご覧になりました?
親友同士の確執っぽいのも興味津々なんですが~。

秋林 瑞佳
2012年5月21日21:37

>「トゥルー・カラーズ」
スペイダー出演作はだいたい観てますけど、これは観てないです…もしかしてビデオストレート?(死語?)

若いころからクセのあったりヘンタイだったりする役が多く(「プリティ・イン・ピンク」しかり「マネキン」しかり)、「クラッシュ」で「あー!」、そして「セクレタリー」観た時はもう「オンリーワンキャストだな」と思いました。「ザ・ウォッチャー」ではさんざん「キアヌと役が逆だろう!?」と云われてましたし。

夜霧のネオンサイン
2012年5月21日22:25

どうやらビデオストレートみたいですね~。>トゥルー・カラーズ
その後2度ほどDVDにもなってるようですが。
Wikipediaによると1991年、「ぼくの美しい~」の翌年公開なので、少なくとも見かけ上は
可愛いわんこ形態からさほど遠ざかってはいないはず…。
見てみよっかな~。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索