秋林家別宅で昨年発行BL小説の1位だったのと、なんといってもアクアリウムに惹かれて読みました。

二人の気持ちの醸成される速度が違って、そのぎくしゃくが丁寧に濃やかに描かれていてよかったです。
ただ、受けの性格がちょっと幼い感じがして、今ひとつ感情移入しきれなかったのが非常に残念。
この人の別の話も読んでみたくなりました。ツボなカプの話があれば一気にキそうな予感(笑)。

肝心の(…肝心?)アクアリウム関係の描写がリアリティありました。
ツボを心得ていて、ご自分でも多少はやっているのかしら、と思うくらい。
もし、たまたまアクアリウムを使おうとして調べてここまで書けるならすごい。
でも、逆に言うと「アクアリウム」と言いながら、水草のことばかりでプレコやコリドラしか
熱帯魚に言及がないのがちょっと不思議。
ああ、この人は水景のほうの人なのかしら、と思ったり。

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