THE MENTALIST / メンタリスト
2011年6月16日 本・映画にまつわるよしなし事 コメント (3)
最近はまっている海外ドラマ。
「クリミナル・マインド」 や 「CSI:」 などをヒットさせ 、ミステリー・ドラマに定評がある全米CBSネットワークで
2008年9月23日にスタートした『THE MENTALIST / メンタリストの捜査ファイル』。
あの 「LOST」「24」「グレイズ・アナトミー」を超えた全米視聴率No.1*ドラマが、ついに日本発上陸!
* 米ニールセン調査 「2008~2009年 新作視聴率ランキング」 より
現代版シャーロック・ホームズ? 些細なしぐさと人の心を読むパトリック・ジェーン
このドラマが全米で支持される要因は、主人公パトリック・ジェーンの個性的なキャラクターだろう。
普段はおちゃらけているのに、捜査がはじまると鋭い観察眼で相手のふとした表情や些細な会話から心を読み、難事件をいとも簡単に解き明かす。
まるで現代版シャーロック・ホームズ、または刑事コロンボのようだ。
また、毎回おこる殺人事件を一話完結で描く一方で、ジェーンの家族を殺した連続殺人鬼 “レッド・ジョン” との攻防はエピソードをまたいで展開されていく。
まさに正統派ミステリー・ドラマなのである。
“メンタリスト” とは?
タイトルの “メンタリスト” とは、読心術・テレパシーといったメンタルマジックを行うパフォーマーのこと。
観察や会話を通して相手のことを言い当てるコールド・リーディング(シャーロック・ホームズが外観や証拠品だけで事件を言い当てるのはまさにこの手)や、
事前リサーチをもとに相手の心を言い当てるホット・リーディングといった話術、暗示や催眠術を用いる。
これらのメンタルマジックを駆使する “メンタリスト” の中には、自らを霊能者(サイキック)や超能力者であると装うものがいる。
米国ではあちこちに霊能占い師(サイキック)の店があるのだが、当たると評判になり人気がますます高まるプロフェッショナルであり、
テレビに出演するメンタリストやサイキックも多く、本作のジェーンもそんな1人だった。
【ストーリー】
米カリフォルニア州を管轄とし、各地で凶悪犯罪の捜査にあたるCBI(カリフォルニア州捜査局)。
捜査チームを率いる女性捜査官リズボンは、ある異色の人物を捜査コンサルタントに招く。
彼の名はパトリックジェーン。人気の霊能占い師(メンタリスト)としてTVなどで活躍してきたミステリアスな男だが、捜査の現場での行動もあまりに型破り。
被害者の家に勝手に上がり込んだり、事情聴取でいきなり “君が犯人か?” と尋ねたり、
事情を知っていそうな者に催眠術をかけてみたりと、いずれも大胆不敵すぎるのでリズボンとその部下たちは戸惑う。
しかし、ジェーンにとってすべて意味がある行動だ。
捜査陣が加害者(犯人)に目が行きがちな中で被害者の周辺から事件解決の糸口を見つけ出し、
関係者を挑発して相手の行動や言動を観察し、催眠術のテクニックも確実に効果を発揮する。
鋭い観察眼を駆使し、人々が心の裏に隠した真実を読み取り、いつしか事件を解決に導く、前代未聞の名探偵がジェーンなのだ。
コメント
基本的に1話完結なので、主人公の敵レッド・ジョンについて最低限上の説明に書いてある内容を
把握しておけば、どこから見ても入っていけるのも途中参戦を容易にしていてよいです♪
(ちなみに米国では第3シーズン放送中ですが、まだレッド・ジョンは姿さえ出ていないそうです。)
いまCATVのスーパー・ドラマTVで第2シーズン放送中です!<宣伝
むむむむむ。ますます面白そう。
どっかの局で深夜にでもやってくれないかしら。