先日、ついったーでこういうブログ記事を読みました。

全1巻オススメ漫画100選(予)
http://yoicomic.blog24.fc2.com/blog-entry-185.html

つづきもののマンガを大人買いするのは思い切りが要るし、つづいている間に買い始めても、新刊を待っている間にどこまで読んだか忘れてしまってそのままフェードアウト、ということがよくあるので、1巻読みきりというのはいいなぁと思って、リストから2冊買ってみたうちの1冊。

フランス人のマンガ家が、人生に疲れ、成功する前に一夜をともにした行きずりの日本人女性にふたたび会うために、別れ際の置き手紙を頼りに愛知の田舎町まで訪ねてきて、偶然入った不味いコーヒーを出す喫茶店のできそこない店主に居候しながら謎の女を捜す。というお話。

最初に驚いたのは左開きだったことだ…。
なんでも海外でも評価の高いマンガ家さんで、この本もフランスと同時発売とか。
一瞬コマの読み方が分からなくて悩んだけれど、2,3ページでコツがわかったらすぐに話に没頭できた。

話は、日常の生活の中の心の機微を濃やかに描いていて、それぞれの閉塞感が最後にふわっと開放されて、しかもすっかり騙されていた伏線が見事で、いい映画を観たような気分に。
そして読み終わったらコーヒーを淹れたくなりました。

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