以前よく見ていた海外ドラマ・映画の二次創作サイトを久々に訪れたら、オリジナルで商業出版されていたことを知りました。(2003年刊。……どれだけ久しぶりだったのか。)
それこそアメリカのゲイミステリのような重厚な話を書く方だったので、いそいそと通販しました。

サイトの小説よりは、濃ゆい翻訳小説っぽさが薄まっていましたが、それにしても普通のBLには収まらない、読み応えのあるBL小説でした。
久しぶりにBL小説を読んだなぁ。それも非常に楽しく。下手をしたらカイシャの昼休みにも読みたくなりそうなくらい。(かろうじて自制した。)

でも、この本以降、単行本は出ていない様子。
まあ、ねえ。コアな(少数の)ファンに熱く支持される系の作風だからなぁ。
でも、こんな作風の作家も生き残れるような懐の深さがBLにあり続けることを期待します。

今年に入って、雑誌に短編を発表されたようなので、何本かたまったらまた単行本にならないかしら? 気長に待ってます。

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