近所のおたくフレンドリーな本屋でしばらく前から面陳されていて気になっていた。今日、榎田尤利の交渉人の2巻を買うついでに買ってみた。
あー、ちなみにBL(と言っていいのか?)マンガです。

己で刻んだ印を背負い、愛を求め続ける男たちの物語―――

刺青を持つ三人の男たち(牡丹の潟木、ラナンキュラスの武藤、狂い鮫の埜上)。それらに絡む謎の男、久保田。社会の裏側を生きる男たちに救いはあるか…? 刺青シリーズ完結編『みんなの唄』描き下ろし42ページを加え、すべての物語が収束される。ほか、片思いの相手が毎夜生き霊になって現れて…『はるのこい』『ゆめのあんない』を加えた異色作品集。


きれいな和風の表紙からは思いも寄らないガロ風味な絵柄。
ヤクザものだからイタイし救いはないしえちシーンはキョーレツだし。
でも、3つの短編に完結編をプラスして見えてくる、全体の人間関係が見事。
いろいろ考えてしまう話でした。

あわせて収録されている2編は大学生の片思いもの。これまたイタイんだけどハッピーエンドだから読後感はいい。

なんかこう、気安く人には薦められないんだけど、後を引く話だったなぁ……。

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