続けて読了。
血の繋がらない義兄に子どもの頃から虐待されつづけてきた受が、虐待の一環として受を襲うように雇われた男娼と恋に落ちる話。

BLファンタジーの法則としては、ホモフォビアでもある虐待する義兄は受に内心懸想しているのがデフォだと思い、そうでなくともなにかしら虐待に理由があるのかと思って読んでいたら、ホントにただのろくでなしだったことが判明。
そこの処理がいまいち自分の中で納まり悪いかと思うものの、受の心理もきちんと描写されているし、攻の受の心を開かせるテクニックも、説得するテクニックも非常に上手くて、2人の関係は大満足でした。

この話は、同じ会員制クラブ従業員(……従業員って言わないか?)を主人公にした前作があるようで、ネットで見るとそちらも評価が高いようなので、次はそれを読もうと思う。

でも、しばらくBLから離れていたので、最近の読むべきBLが分からない……。神保町書泉BMの4階で途方にくれてました(苦笑)。
だれかお薦めを指南してくださいませ〜。

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