たまたま、アメリカで昨年子どもに一番読まれた本のアンケート結果を見ることがあった。

http://www.renlearn.com/whatkidsarereading/ReadingHabits.pdf

ハリー・ポッター人気は相変わらずなもののひとまず落ち着いているようす。その他、レモニー・スニケットとかスパイダーウィックとかシャーロットの贈り物とかテラビシアに架ける橋とか、映画になったような本がよく読まれている模様。
その中で気になったのが、Louis Sacher モHallモ。調べてみたら講談社文庫にも入っているようで、密林のレビューでも評判がいいのでそのままお取り寄せをした。

今朝、通勤電車で夢中になって読んでいて乗り過ごした(大汗)。

いやぁ、すごく面白かった! 「無実の罪で少年更正施設に送り込まれた主人公が、毎日穴を掘らされる話」なんて、不条理ものかと思って敬遠していたけれど全然そんなこともなく。ところどころに挿入される、主人公のご先祖の話がどんどんカチカチと本筋の話にはまっていって、わくわくするしすごく気持ちがいい。

同じ作者の作品がいくつか邦訳されているので一通り読んでみるつもり。

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