広重殺人事件
2008年5月21日 読書記録第4紀(07.10~)高橋克彦の浮世絵三部作最終巻。
初読のときにもぼろ泣きしたが、今回も通勤電車の中でウルッと来ました。
主人公の津田くんのけなげさ、哀れさに……。
そして、当時は「なんだコイツ」と思っていた塔馬先生が、今回はそれほど気になりませんでした。昔は、いかにもキャラ的な派手な名前で誰もが感心する天才学者で、しかもこれまでの主役を食う勢いで、最後には主役を乗っ取るなんて……と感じていたのです。
でも実はこの二人、津田くんは浮世絵師に纏わる歴史の謎を解く役で、塔馬先生は浮世絵の贋作に関わる現代の人の心理を解く役、ときちんと役割分担と、それに見合った性格付けが与えられていて、いいコンビ(というには一緒に行動していませんが)だったんですね。
お互い好きすぎるくらい尊敬しあってるし……。<わたしが言っているからと言って、深い意味はありません。
さらに読み返して驚いたこと。
主人公の津田くんが痩せていたこと(汗)。
どうやらいつの間にか、著者のビジュアルが刷り込まれていたらしい(大汗)。
それにしてもやはりとても面白いミステリでした。
歴史ミステリ好きにはたまりません。
初読のときにもぼろ泣きしたが、今回も通勤電車の中でウルッと来ました。
主人公の津田くんのけなげさ、哀れさに……。
そして、当時は「なんだコイツ」と思っていた塔馬先生が、今回はそれほど気になりませんでした。昔は、いかにもキャラ的な派手な名前で誰もが感心する天才学者で、しかもこれまでの主役を食う勢いで、最後には主役を乗っ取るなんて……と感じていたのです。
でも実はこの二人、津田くんは浮世絵師に纏わる歴史の謎を解く役で、塔馬先生は浮世絵の贋作に関わる現代の人の心理を解く役、ときちんと役割分担と、それに見合った性格付けが与えられていて、いいコンビ(というには一緒に行動していませんが)だったんですね。
お互い好きすぎるくらい尊敬しあってるし……。<わたしが言っているからと言って、深い意味はありません。
さらに読み返して驚いたこと。
主人公の津田くんが痩せていたこと(汗)。
どうやらいつの間にか、著者のビジュアルが刷り込まれていたらしい(大汗)。
それにしてもやはりとても面白いミステリでした。
歴史ミステリ好きにはたまりません。
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