リトル・ダンサー
2008年5月17日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)公開時から評価の高かった、イギリス映画再興のきっかけともなったこの映画を、実は今まで観ておりませんでした。
イギリスが舞台だし、年ごろの男の子の成長ものといえばわたしのツボにダブルフィットなはずなのですが。
それを、何故いまさら観てみたかというと。
わたしの好きなフィギュアスケート選手が、子どもの頃に男の子でフィギュアをやっていることに肩身の狭い思いをしていたらしく、またカナダで氷上スポーツといえば何をさておきアイスホッケー(9割)で、そうでなかったらせいぜいカーリング(1割)、フィギュアなんて計測不能、ってくらいマイナースポーツだ、という話を聞いて、ふと、この映画のことを思い出したのでした。
いやー、いい話だ。
主人公じゃないよ、これは主人公の父が素晴らしい映画だよ!
息子の才能を認めた父が、息子をロイヤル・バレエに入学させる金を作るために××するシーンは、涙なしには観られません。
でもそれも、自分を理解しない父の前で、どんなに自分が踊ることが好きなのかを、踊ってみせることで訴えた息子のダンスに、それだけの説得力がないとダメであって、ここは息子スゴイと思いました。
そもそもこの息子、感情を言葉で表現するのが苦手らしく、代わりに嬉しいときも怒りに駆られたときも踊り出す(笑)。そして最後の入学テストの面接で、「踊っているときにどんなことを感じますか」と聞かれた息子の答えがまた素晴らしい。このときはさすがに言葉で答えるんですが、もちろん言葉で表現するのはとても苦手。最初は試験官も呆れて聞いてるんですが、言葉を探すうちにだんだん核心に迫っていって、そして最後に、試験官をもハッとさせる言葉に行き当たる。
スポ根ものの王道っちゃ王道な展開なのですが、それ故に練り上げられた脚本に唸らされます。
すばらしい。
イギリスが舞台だし、年ごろの男の子の成長ものといえばわたしのツボにダブルフィットなはずなのですが。
それを、何故いまさら観てみたかというと。
わたしの好きなフィギュアスケート選手が、子どもの頃に男の子でフィギュアをやっていることに肩身の狭い思いをしていたらしく、またカナダで氷上スポーツといえば何をさておきアイスホッケー(9割)で、そうでなかったらせいぜいカーリング(1割)、フィギュアなんて計測不能、ってくらいマイナースポーツだ、という話を聞いて、ふと、この映画のことを思い出したのでした。
いやー、いい話だ。
主人公じゃないよ、これは主人公の父が素晴らしい映画だよ!
息子の才能を認めた父が、息子をロイヤル・バレエに入学させる金を作るために××するシーンは、涙なしには観られません。
でもそれも、自分を理解しない父の前で、どんなに自分が踊ることが好きなのかを、踊ってみせることで訴えた息子のダンスに、それだけの説得力がないとダメであって、ここは息子スゴイと思いました。
そもそもこの息子、感情を言葉で表現するのが苦手らしく、代わりに嬉しいときも怒りに駆られたときも踊り出す(笑)。そして最後の入学テストの面接で、「踊っているときにどんなことを感じますか」と聞かれた息子の答えがまた素晴らしい。このときはさすがに言葉で答えるんですが、もちろん言葉で表現するのはとても苦手。最初は試験官も呆れて聞いてるんですが、言葉を探すうちにだんだん核心に迫っていって、そして最後に、試験官をもハッとさせる言葉に行き当たる。
スポ根ものの王道っちゃ王道な展開なのですが、それ故に練り上げられた脚本に唸らされます。
すばらしい。
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