運命のフォトグラフ (ヴィレッジブックス)
2007年10月18日 読書記録第4紀(07.10~)
「時の彼方の恋人」で、サンドラ・ブラウンとともにわたしをロマンス小説にハメた張本人ジュード・デヴローの翻訳本が知らない間に出ていたよ! 何気なく書店で見つけてうれしいよりショックが大きかった(笑)。
とはいえ、当たりはずれが大きい(というか、……「時の彼方の〜」以外は外れっぽい?)ジュードですが、これも、面白いところもあるものの最後は「う〜ん」と唸ってしまったなぁ、あまりにご都合主義で。
とはいえ、部分的には面白いところがなきにしもあらず、だからどうにも評価ができない。大金持ちのお嬢様で甘やかされて育ったヒロインが、初めどうしても好きになれないのだけれど、途中で彼女の余人にない得意分野を発揮するところは気分がいい。
ヒーローは、西部の農民のはずなのにどうやら最近農業を始めたらしくて農作業が下手っぴ。そこはとても好感が持てるのだけれど、ヒロインに過去を打ち明けられない理由がそ れ で す か ?
そりゃないだろう……。と一気に冷める。
が、このヒロインの7人いる完璧で末っ子をこよなく愛している兄たちのうちの長兄のキャラが非常に立っていて(というか立ちすぎていて)、その登場シーンはなにかもう素晴らしいの一言。コメディ映画を観ているような気にさえなる。
でも、あまりにキャラが立ちすぎているのでヒーローがかすんでしまうという欠点もあったりして。
ううーん。ホント悩ましい。
ISBN:4789729850 文庫 高橋 佳奈子 ヴィレッジブックス 2006/10 ¥798
とはいえ、当たりはずれが大きい(というか、……「時の彼方の〜」以外は外れっぽい?)ジュードですが、これも、面白いところもあるものの最後は「う〜ん」と唸ってしまったなぁ、あまりにご都合主義で。
とはいえ、部分的には面白いところがなきにしもあらず、だからどうにも評価ができない。大金持ちのお嬢様で甘やかされて育ったヒロインが、初めどうしても好きになれないのだけれど、途中で彼女の余人にない得意分野を発揮するところは気分がいい。
ヒーローは、西部の農民のはずなのにどうやら最近農業を始めたらしくて農作業が下手っぴ。そこはとても好感が持てるのだけれど、ヒロインに過去を打ち明けられない理由がそ れ で す か ?
そりゃないだろう……。と一気に冷める。
が、このヒロインの7人いる完璧で末っ子をこよなく愛している兄たちのうちの長兄のキャラが非常に立っていて(というか立ちすぎていて)、その登場シーンはなにかもう素晴らしいの一言。コメディ映画を観ているような気にさえなる。
でも、あまりにキャラが立ちすぎているのでヒーローがかすんでしまうという欠点もあったりして。
ううーん。ホント悩ましい。
ISBN:4789729850 文庫 高橋 佳奈子 ヴィレッジブックス 2006/10 ¥798
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