この週末は、負け犬3人組で出雲へ神頼みに行ってきました(涙)。
松江にも立ち寄り、小泉八雲の旧居を訪れた際、受付に置いてあった私費出版がおもしろそうだったので購入。

松江には小泉八雲は1年強しか暮らしていなかったのだけれど、武家の家に暮したいということで、江戸時代中級武士だった根岸家(当時は出雲の方へ転勤していて空き家になっていた)を借りることになったそうです。
で、その家の3代下った嫁がいまもこの家に暮していて、その方が根岸家に残された資料や自分の思い出などを書いたもの。
家を大切にして暮している様子が垣間見えて、とても面白かったです。
もちろん、プロが書いたものではないので拙い部分はありますが、それでも書いた人の人となりが偲ばれる文章でした。

私費出版なので高いのは致し方ないとしても。
著者が実際にこの家の一部に居住しているので、公開は部分的であったのですが、見られないからこそ、平面図は公開部分のみでなく、ぜひ全体を載せて欲しかったと思います。

根岸道子、松江北堀美術館発行、2005年、1500円、60p+カラー6p+英文版31p

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