このシリーズは開始当初は新刊を1日でも早く手に入れようと躍起になっていたくらい好きだったけれど、仕事が忙しくなって、一度離れてしまったら、なにせ刊行スピードが速いので、店頭で続きを買おうと思っても「何巻から買っていいのかわからない……」と途方に暮れて、結局長い間再開できずにいた。

最近、仕事でノンフィクションとかドキュメンタリとか論文とかばっかり読んでいて、最近の読書数は激減していた。だもので、自分の読む速度や読解力が低下しているような恐怖感があった。
ほら、いい歳だし(苦笑)。

なので、もっと入り込みやすいお手軽な本を読みたいなぁと思いつつ、カイシャの近くの公共図書館に行ったら、このシリーズが全巻揃っているのを発見し、ひさしぶりに続きを読む気になった。

それでも何巻まで読んでいたかは覚えていなくて、あとがきを一生懸命読みながら、明らかに話の記憶がある巻の次を借りてみた。
読んだことがあっても、いいリハビリになるかと思った。

結局のところ、正解でした(笑)。
そして、面白くて通勤電車の帰りと行きの1往復で読み終わってしまい、昼休みに図書館へ行って、続きの3冊も借りてきたのでした。

気になってこの巻の刊行年を見てみたら、2001年でした。
6年ぶりか……。
というより、最初の転職をした年だったのがちょっとびっくり。
やっぱり転職したてで他に気が回らなくて離れてしまったのだなぁ。

しばらくは、仕事の本をうっちゃってこのシリーズ(20巻以上ある)を読み続けます(笑)。

ISBN062555565 文庫 柏枝 真郷 講談社 2001/06 ¥557

コメント

にまめ
にまめ
2007年6月23日18:26

なつかしいですーっ
自分も途中で読むのをやめてしまったクチです。
20巻以上って、そんなに刊行されてたんですか。
今度チェックしてみます。
思い出させてくれてありがとうございます。

夜霧のネオンサイン
夜霧のネオンサイン
2007年6月23日19:42

この巻ではまだ話の中は1998年なのですが、2001年の9.11事件が描かれる巻まで、読み進むのが怖くもあり、楽しみでもあります。
それにしても、たしか最近シリーズが終わったと「活字倶楽部」に出ていたと思いますが、まさか20巻以上出ていたとは知りませんでした……。

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