以前から名前を聞いて気になっていた男の子向けライトノベル。たまたま通りすがりに立ち寄った古本市で見かけて購入。

「お前、五人目の生贄になりたいか?」―災厄は“少年”の姿をとって、二人の少女たちの運命にやって来た。読書好きの智美が通学途中出会った編入生・遠野忍の周りでは不思議な死者が相次いでいた。親友の優子が止めるのも聞かず忍に同情を寄せる智美。だが、忍を巡る“災禍の騎士”の謎が明らかになったとき、二人は破滅をめぐる戦いに巻き込まれる。日常の世界は尽き、災禍の夜が今、はじまる。


……すんごいハードな展開なのに一気に読ませる。
日常の高校生活に、なにか不穏な「異世界のルール」が投げ込まれて、そのルールの引き起こす現象だけが提示される。そこには人の死も含まれていて、非常に不穏。しかも主人公の地味なめがねっ娘がそのルールに巻き込まれそうになって、プロローグで提示されている大量殺人の犯人になりそうでハラハラしながら読み進める。
で、その「異世界のルール」により主人公たちが被害を蒙り、その中でルールの存在やその因果律を理解し、それに立ち向かおう!と決意する。

……というところで終わってるんですけど?(号泣)まだ敵を2人倒しただけであと3人残っているし、黒幕はいるしラスボスもいるってのに、続きは出てるのか続きは??? っていうかハルキ文庫ってまだあるのか?!

えーと、とりあえず三巻まで出ている、というか3巻で打ち切りらしい(遠い目)。
でも取りあえず2,3巻を探しに参ります〜。

ISBN:4894567652 文庫 高瀬 彼方 角川春樹事務所 ¥840

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