隠された風景―死の現場を歩く
2006年11月26日 読書記録第3紀(06.07〜)
毎日新聞に2000年に連載された特集記事を本にまとめたもの。
生を実感できないのは、死が日常生活から隠されているからだ、という視点から、捨てられたペットの処理施設、食肉生産施設、そして自殺者についてのドキュメンタリ。
特に食肉産業が、すごく身につまされました。そういや普段、スーパーでパックになってる肉を買ってきて調理してる、それはすでに「食材」であって、生きていたことを考えることさえしなくなってる。ご飯を食べるときの「いただきます」も、料理してくれた母に対して言っているけど、作ってくれた人のことなんか考えてなかったよ。
ちょうどタイムリーに輸入豚肉の問題も出てきていて、自分たちの食について振り返ってみるきっかけになりました。
ISBN:486124031X 単行本 福岡 賢正 南方新社 ¥1,680
生を実感できないのは、死が日常生活から隠されているからだ、という視点から、捨てられたペットの処理施設、食肉生産施設、そして自殺者についてのドキュメンタリ。
特に食肉産業が、すごく身につまされました。そういや普段、スーパーでパックになってる肉を買ってきて調理してる、それはすでに「食材」であって、生きていたことを考えることさえしなくなってる。ご飯を食べるときの「いただきます」も、料理してくれた母に対して言っているけど、作ってくれた人のことなんか考えてなかったよ。
ちょうどタイムリーに輸入豚肉の問題も出てきていて、自分たちの食について振り返ってみるきっかけになりました。
ISBN:486124031X 単行本 福岡 賢正 南方新社 ¥1,680
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