リンクさせていただいている秋林さんが「いい」と書いてらしたので、気になって図書館で借りてきた。
19世紀イギリスのラブ・ロマンス。
なんか、取り立てて大事件が起こるわけじゃないのに、訳あって素直になれない男女の心の機微を描いて飽きさせない。そして、最後のヒーローの説得が乙女心のツボを突く。
素適だわぁ。

と、言うわけで、ロマンス小説に必要な要素。
(1)素直に結ばれないシチュエーション
(2)二人の心の動きを細やかに追う描写
(3)最後の思いの丈の吐露
と、まとめてみました。
もちろんこれはBLにも当てはまるのであって、やっぱりBLはロマンス小説の変形なのだと思うのでした。

ISBN:4873762391 単行本 ジェーン・オースティン キネマ旬報社 ¥2,310

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