試写会を見てきました。

下品な下ネタに、あちこちでゲラゲラ笑えて楽しい映画でした。
会場内でもあちこちから、主に男性の笑い声が上がっていたのが印象的。どこが面白いかわからないところでも笑ってる人がいたので、それは男性にしかわからない共感だったのか、字幕に翻訳しきれないギャグだったのか。

でも、筋金入りのオタとしては、この主人公、フィギュア収集・作成が趣味でテレビゲームやコミックスに没頭しているとはいえ、本当の意味でのオタクではないので、なんかそこがひっかかるなぁ。
彼女に「売れ」と言われたからと言って、40まで童貞だった男が、あんなに抵抗なくネットオークションにフィギュアのコレクションを出せるものか?!(彼女は、オモチャなんか売って、それを元手に独立すべき、と彼に勧める。)
やっぱりアメリカ的家族(もしくは夫婦)中心的価値観から抜け出せていないところに違和感を覚えました。
それと比べれば、電車男はオタク・スピリットを維持したまま、世間との折り合い(=彼女をゲット)をつけているので、好感が持てる。

DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006/10/26 ¥3,800

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