ファルコ11巻。
犯人探しはまぁありがちなんだけれど、このシリーズの醍醐味は、ファルコの周辺のレギュラーメンバーの多彩さと口の悪さだな(笑)。すごくキャラ立ちしてて、事件の謎解き自体よりもよっぽどおもしろい。
とはいえ、この巻の出色はラストの、行方不明になった少女を助ける場面。やりようによってはとてもありきたりになってしまうシーンを、非常に緊迫感溢れる書き方をしていて手に汗握ります。ラストも気持ちいいし。

これを通勤の行きに読み終わって、ああ、シリーズの次が翻訳されるまで何を読もう……などと考えながら駅前の本屋に立ち寄ったら、なんと続編が4/20に刊行されてたのね!
ホクホクしながら買いました。らっきー。

ISBN:4334761607 文庫 L・ディヴィス 光文社 2005/10/12 ¥700

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