ミステリー専門書店店長にして書評家。腕利きのライターにしてギャンブラー。その実体は恐妻ダメ亭主であった! 本を題材に男のロマンを語るつもりが、なぜか最後には家庭内のトホホ話に……。情けなくも健気な抱腹絶倒エッセイ。住宅ローンは30年、子供2人は育ち盛り。今日も妻の「ろくでなし!」の声が聞こえる。


先日、ファルコの7巻をアマゾるついでに購入した1冊。
ついでといいながら、ファルコの発送時期が1週間だったので、24時間以内発送のものだけ別にポチッとしたので、ファルコはただのきっかけでしかなくなったのでした。

書評家で書店員でギャンブラーな男性の日常エッセイです。
いちおう本の紹介も絡めているんですが、それはただ単に日常を描写するのに引き合いに出すだけ。とはいうものの、その場の内容にしっくりくる本をさらっと紹介してくるあたり、造詣の深さはさり気なくすごい。
けっこう笑っちゃうところがたくさんあって、おもしろかったです。

知っている地名・駅名がたくさん出てきて親近感も湧きました。

ISBN:4334784089 文庫 茶木 則雄 光文社 2006/02/07 ¥680

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