和睦の証として、隣国の閃王・巴翔鳳のもとへ嫁ぐ瓔国公主・香月。だがそれは、母の命を奪った王への復讐を果たすためだった。しかし、その日のために研鑽を重ねた暗殺はあえなく失敗。捕らえられた香月に王は言う、「君は殺さない」と。―その目的は、いったい何なのか?そして、愛と憎しみの狭間で揺れながらも、次第に王への想いを深めてゆく香月の、新たなる決意とは。


森崎朝香Week第3弾。
これは、デビュー前のプロットを使って書かれたそうで、いろいろと若書きっていうか、若い感性に基づく設定が残っている感じ。
特に、この作家さんのパターンに慣れてくる3冊目だと、ヒーロー&ヒロインの組み合わせに新鮮味が薄れてきたり、と、いろいろもったいない感は否めない。
もう1冊出ているようなのでそちらを期待します。

ISBN:4062558181 文庫 森崎朝香 講談社 2005/08/06 ¥609

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