ヒストリー・オブ・バイオレンス
2006年3月2日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)試写会に当たったので行ってきました。
LotRにハマってから、あの映画に出演していた俳優さんたちは(O.ブルームを筆頭に)みんな好きで、出演映画もマメに観るようにしています。
で、ヴィゴ・モーテンセン氏の前作「ヒダルゴ」(<違う)も見たのですが、なんだかどうもピンと来なかったって言うか、むむむむむ……
が。
や、この映画いいよ! なんかすごくいいよ!!
まず、無駄をそぎ落として極限までシンプルにした脚本がいい。タイトルのように、暴力の連鎖が描かれていて、その発端は主人公の過去にあるのですが、物語はけっして、1カットも回想シーンを入れません。それらはすべて登場人物の言葉の端々から想像するしかなく、けれども少ないセリフでそれを十分に想像させる。すごいです。
絵もいい。絵画のように作り込まれた画面構成がうつくしい。凝りすぎて印象に残るでもなく、それでも隅々に計算が行き届いている感じ。くどくはないけれど、作家性みたいなものが感じられる。(偉そうでスミマセン)
役者もいいです。ホントに芸達者を集めたようで、アカデミー助演男優賞にノミネートされているウィリアム・ハートを始め、誰もかれもすばらしい。特に息子役の彼は、ハイ・ティーンの難しい役どころを印象深くこなしていたと思います。
で、ヴィゴだよ。
最近はずっとネットに出回る画像でしか見ていなくて、「な〜んか冴えないオヤジになっちゃって……」と思ってましたが、やっぱり動いていると違う!! フェロモンが、フェロモンが画面から溢れてくる〜っ!(笑)。
オヤジなのに。40過ぎの皺っぽいオヤジなのに。あんなに思春期の少年のような不安定な表情をするなんてサギだっ。色っぽすぎるよぅ。
特に最後のシーンは、これはヴィゴがやって正解だなぁと感心しました。
90分台という短い映画ながら、贅肉をそぎ落とされたキレのいい映画。これがアカデミー賞で2部門しかノミネートされてないのって腑に落ちない〜。
そして、試写会場で「前売券に、非売品のプレスシートを付けたお得なセット」を売っていたので、勢いで購入。
――タダで見られたからそれでいいやと思っていたのに〜。
LotRにハマってから、あの映画に出演していた俳優さんたちは(O.ブルームを筆頭に)みんな好きで、出演映画もマメに観るようにしています。
で、ヴィゴ・モーテンセン氏の前作「ヒダルゴ」(<違う)も見たのですが、なんだかどうもピンと来なかったって言うか、むむむむむ……
が。
や、この映画いいよ! なんかすごくいいよ!!
まず、無駄をそぎ落として極限までシンプルにした脚本がいい。タイトルのように、暴力の連鎖が描かれていて、その発端は主人公の過去にあるのですが、物語はけっして、1カットも回想シーンを入れません。それらはすべて登場人物の言葉の端々から想像するしかなく、けれども少ないセリフでそれを十分に想像させる。すごいです。
絵もいい。絵画のように作り込まれた画面構成がうつくしい。凝りすぎて印象に残るでもなく、それでも隅々に計算が行き届いている感じ。くどくはないけれど、作家性みたいなものが感じられる。(偉そうでスミマセン)
役者もいいです。ホントに芸達者を集めたようで、アカデミー助演男優賞にノミネートされているウィリアム・ハートを始め、誰もかれもすばらしい。特に息子役の彼は、ハイ・ティーンの難しい役どころを印象深くこなしていたと思います。
で、ヴィゴだよ。
最近はずっとネットに出回る画像でしか見ていなくて、「な〜んか冴えないオヤジになっちゃって……」と思ってましたが、やっぱり動いていると違う!! フェロモンが、フェロモンが画面から溢れてくる〜っ!(笑)。
オヤジなのに。40過ぎの皺っぽいオヤジなのに。あんなに思春期の少年のような不安定な表情をするなんてサギだっ。色っぽすぎるよぅ。
特に最後のシーンは、これはヴィゴがやって正解だなぁと感心しました。
90分台という短い映画ながら、贅肉をそぎ落とされたキレのいい映画。これがアカデミー賞で2部門しかノミネートされてないのって腑に落ちない〜。
そして、試写会場で「前売券に、非売品のプレスシートを付けたお得なセット」を売っていたので、勢いで購入。
――タダで見られたからそれでいいやと思っていたのに〜。
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