ライトノベルで異世界ファンタジーを書いている著者の、初の現代物・一般向け小説。
いやー、カンドウした。面白かった!! どうしてこの人はこんなにワタシの気持ちが分かるの?!ってカンジだ。
連作短編になっていて、登場人物はそれぞれスイッチしながらなんらかの繋がりがあるのだけれど、そのどの人へも共感できる。たとえ中年オヤジにさえ。
最初の短編は援交している女子高生が主人公で、いかにもイマドキのアングラ風俗を書きました〜みたいなノリかと思いきや。いやはや。いやはやすごい。フツウの私たちの気持ちをきちんと形にしているよ。
いろんな人に薦めたいなぁ。

ISBN:4789727157 文庫 高殿 円 ソニーマガジンズ 2006/02 ¥714

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