日参しているブログで面白いと書いてあったので、読んでみる。
著者は第1回日本ファンタジーノベル大賞を「後宮小説」で受賞した作家で、最近完結した「巷間に在り」は読んでませんが、「墨攻」は読んでいたのでそういう中国歴史小説家かと思っていたら、これはどちらかというと「後宮小説」のセックス方面の話題をビクトリア朝を舞台にもっとメタっぽく(でもあとがきで「メタ小説ではない」と書いている)書いたもの。
書いてあることはわかるようなわからないような(汗)。でも妄想が肥大しちゃったりするのは感覚的に分かる気がする。
でも、結局最後まで「語り手の事情」は分かりませんでした。むむむ。

ISBN:4167656108 文庫 酒見 賢一 文芸春秋 2001/07 ¥550

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