と、いうわけで実は今週は試写会3連チャンのハードスケジュールでした。
もうこんなバカな生活は止めると誓ったのに、最後の最後でオーランド主演作の試写会に、友だちから誘われたら断れません(笑泣)。

実はロードムービー苦手なので(大汗)この映画に関してはかなり複雑な心境で赴きましたが、蓋を開けてみればロードムービーなのは最後のちょっぴりで、そのほかにもいろんな要素がちょっとずつ盛り込まれていまして、それらのどれに焦点を合わせるかで印象がかなり違ってくるんではないかと思います。だから、アメリカ版のコメディタッチの予告も、日本版の感傷的な予告も、どちらも間違ってないです。

この映画ではこのいろんな要素を並べる構成がかなりあいまいです。
監督が実際に経験したことを元に映画にしたということも聞いていますが、本当に、経験したエピソードを淡々と並べたという感じで、そこから物語の筋とか、監督のメッセージを読み取るのは難しい……っていうか、監督はあからさまなメッセージを込めようとしていないような気がします。

まあ、その、なんだな。つまり、「考えるんじゃない! 感じるんだ!!」って映画だと思います。

で、監督の感性に共感するものを持っている人には、押し付けがましくない分好感が持てるだろうし、そういう要素がない人には「何を言ってるんだかわからない」ということになるんじゃないかなぁ。
だいたい、映画に使われている音楽に対してまるで思い入れがないと、ふーんで終わってしまってこの映画の一番のウリが理解できない……。

でもま、わたしはオーランドさえ出ていればそれでおっけーな人間ですから(大汗)十分楽しめましたです。

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