ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)
2005年10月12日 読書記録第2紀(05.08〜)たいていの子どもにとって夏休みは待ちどおしいものなのに、13歳の我らがヒーローにはちっとも待ちどおしくない。夏は、自分をひどく嫌っているおば、おじ、いとこと共に過ごさなければならないからだ。 <p> 第3話のすべての騒動は、ハリー・ポッターがダーズリー家にやってきた意地の悪い客、マージおばさんを「間違って」おばけ…
先に映画をざっくり(アイロンかけしながら/笑)見ていたので、続きを知りたくてハラハラすることもなく、落ち着いて読みました。
ハリーくんが思春期に突入し始めて、その辺の不安定さが出ていていままでより納得できたかな、と思います。
噂の親世代は、仲のよすぎる親友たちのエピソードに萌えるお嬢さんたちの気持ちがわかりました。
過去にどこかで読んだことのありそうな道具立てとかエピソードとかを、本能的なイマジネーションで取り込んで力技で話を組み立てているあたり、やっぱりすごい話ではあると思います。その「本能的」な部分がライトノベルっぽくはあるのですが。
そして、やっぱりエコヒイキ感を感じずにはいられない……。ハリーが最新型ホウキを簡単に手に入れちゃうところとか、ハーマイオニーが借りてる道具とか。
ISBN:4915512401 単行本 J.K. Rowling 静山社 2001/07/12 ¥1,995
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