チャーリーとチョコレート工場
2005年9月2日 映画鑑賞記録(04.03〜)監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原…
とりあえず、サイコー!!と叫んでおく。
試写会に行って来ました。
以下、ややネタバレ気味な部分があるのでご注意下さい。
ちなみに、わたしは原作の存在は知っていたけれど実際に読んだのは映画公開が決まってから。子どものときに読んでおけばもっと楽しめただろうなぁとちょっと残念に思いつつ、お話自体はとてもシンプルで子どもの本によくあるような繰り返しが多く、2時間の映画にするのには間が持たないのではないか、と、ちょっと心配もしていた。
事前に漏れ聞く噂では、原作にはないウォンカさんの父親とのエピソードが付け加えられているということだったし、そして結局「家族っていいよね」というハリウッドな価値観に落としているということで、そこで醒めちゃうんじゃないかという不安があった。
けれど、そんな心配はまったく杞憂でした! さすがティム・バートン。
父親エピソードのための、ウォンカさんの過去のフラッシュバックシーン以外は、バートン節の演出はあるもののほぼ原作に忠実。そして原作の一番最後から先に、ちょっとだけ付け加わったシーンで「父親との和解」が描かれるものの、台詞はそぎ落とされ、あっさりと終わって邪魔じゃない。
なにより、本では想像するしかなかったウンパ・ルンパの歌が!! もう最高です。サントラ欲しい。
一緒に行ったのは子どもの頃から原作を愛して止まない人でしたが、彼女も大満足ということでした。
見終わって、心から「あ〜楽しかった」と思えて、誰にでも勧められる素敵な映画でした。
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