フランチェスコの暗号〈上〉
2005年8月28日 読書記録第2紀(05.08〜)
先日手に取り始めた動物ものは、各地の新聞に載った動物関係ネタをまとめ、動物学・環境学的コメントをつけただけのような、まるでどこかの編プロが日銭稼ぎに書いたような毒のなさなので、資料としては上手くまとまっていて役に立つなぁと思いつつ、逆にまとめて通読する必要性を感じずに途中で挫折。
で、友達が面白いと言っていたこの本を手にとってみる。
中世の奇書の謎を、卒論締め切りを翌日に控えた学生が解読する周囲で、不穏な事件が起こる。
……という謎解きミステリは脇のあらすじで(笑)、メインは主人公「僕」と、この学生を含む4人のルームメイトが、プリンストン大学卒業を目の前にして進路や恋愛、友情に悩んだりする青春小説です。
この4人が上手くキャラ立ちしていて、4人の関係を中心にして読むと大変楽しい。逆に謎解きは、ラテン語やらギリシャ語やら謎かけやらが出てきて、西欧中世文学に素養のない日本人にはトンと見当が付かないのでその辺は読み流し。
下巻が楽しみなんですが、その前に読まなきゃならない本が出来たのでしばらく寝かしておきます。
ISBN:4102149511 文庫 柿沼 瑛子 新潮社 2004/09 ¥660
で、友達が面白いと言っていたこの本を手にとってみる。
中世の奇書の謎を、卒論締め切りを翌日に控えた学生が解読する周囲で、不穏な事件が起こる。
……という謎解きミステリは脇のあらすじで(笑)、メインは主人公「僕」と、この学生を含む4人のルームメイトが、プリンストン大学卒業を目の前にして進路や恋愛、友情に悩んだりする青春小説です。
この4人が上手くキャラ立ちしていて、4人の関係を中心にして読むと大変楽しい。逆に謎解きは、ラテン語やらギリシャ語やら謎かけやらが出てきて、西欧中世文学に素養のない日本人にはトンと見当が付かないのでその辺は読み流し。
下巻が楽しみなんですが、その前に読まなきゃならない本が出来たのでしばらく寝かしておきます。
ISBN:4102149511 文庫 柿沼 瑛子 新潮社 2004/09 ¥660
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