プリティ・プリンセス 2 ロイヤル・ウェディング
2005年8月7日 映画鑑賞記録(04.03〜)あなたが10歳の女の子なら、2001年の大ヒットディズニー映画の続編である本作に釘づけになるだろう。そうならないはずがない。前作でヨーロッパの王室のプリンセスだと判明したミア(アン・ハサウェイ)。本作では、陽気なミアが大学を卒業し、なんとジェノヴィア国へ向かうのだが、そこでは贅沢なドレスや宝石でいっぱいのクローゼットが…
姪が借りてきたDVDを、姉の家で夕飯をご相伴しながら見た。ちなみに1は未見。
何が面白かったって、
(1)すんごい、アメリカの歴史観がかいま見える。
300年の歴史を誇る王家で、公用語がフランス語で、独立記念日があるっていうのは、やっぱりナポレオンから独立したことを設定しているのかしら。
それにしてもやっぱり王国と独立記念日っていうのがどうもしっくりこないのは、「お姫様」という女の子の夢と「独立」という共和主義的価値観が噛み合わないからなんだよな〜。
あと、ほら。300年でも長い伝統とか言っちゃうところが、200年の歴史しかないお国柄だよなぁ、と。歴史への憧れとか、ロイヤル・ファミリーへの憧れみたいなものが、共和主義の建前の影に見え隠れしてる感じ?
(2)おお〜ジョン・リス=デイヴィスが出てる! 一緒に見ていた甥っ子に「ほら、ギムリだよ!」といったら、「ええ? でかいじゃん」とテンプレなリアクションがあって楽しかった。
(3)主人公のお付きの人が、「ローゼンクランツ」と「ギルデンスターン」と呼ばれていた。昔そういうタイトルの映画がなかったかしら?
(4)主人公の顔が、まるでネズミーアニメの古風なお姫様の表情そっくりだった。口がでかくて眉毛が長くて表情が派手。
でも、「おもしろかった。1も見てみたくなった」と言ったら姉の家族全員から「1のほうがおもしろかった!」と薦められた。
DVD ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント 2005/07/20 ¥3,990
現在は密偵ファルコの2巻を読んでます。600ページもあるのでしばらく読了しないかも。
それとも、積読本を無視して買ってしまった三浦しをんのエッセイを先に読み終わってしまうかも……。
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