コンスタンティン
2005年4月20日 映画鑑賞記録(04.03〜)アメコミ「ヘルブレイザー」を原作に、キアヌ・リーブスが、『マトリックス』に続いて救世主的なヒーローを演じる、ホラーテイストのアクション。この世には、悪魔や天使が宿った人間が生息しており、私立探偵のジョン・コンスタンティンは、彼らを見分けることができる。死後、自分が地獄へ送られる運命にあると知った彼は、悪魔を倒すこ…
レディスデイなので、リスト消化を目指して観てきました。
秋林さんのレビューにそそのかされた(笑)だけでなく、普段参考にしている映画評サイトでも何げに誉められているんですよね。だから楽しみにしていったのですが、期待通り、っていうかシリーズ化希望!な1本でした。
天使だ悪魔だ、っていうキリスト教をネタにしたオカルトものって、考えてみればマンガやライトノベルではよくあるネタなので、ロンギヌスの槍も天使が人間に嫉妬ネタも、どこかで見たような気がしてまったく抵抗なく楽しめました。
ガブリエルがコンスタンティンを踏みつけているのを見て、そういえば宗教画ではガブリエルって竜だか悪魔だかを踏みつけているよな、と思いだし、うれしくなりました。でも一方で、そういう知識が多ければもっとこの映画の隠されたシンボルを読み解けたのでは?と残念な気分。
【訂正】05-4-24
しまった! 竜退治はガブリエルじゃなくてミカエルでした!! ガブリエルは受胎告知でした……。お恥ずかしい。
コンスタンティンの設定が秀逸(これは原作の力でしょうけど)。地獄行きが決定していて、それを逃れるためにエクソシストとして働くけれど、だからといって天国行きが約束されているわけではない、というアイデアから、どれだけでも話が膨らませられる。
というか、それよりも、ジョン・コンスタンティンってようするにハードボイルドの私立探偵だよなぁ。タバコを手放さず、よれよれのコートをはためかせ、ニヒルを装っているけど根は親切、とか。
それにしてもキアヌって細い〜。っていうか薄い〜。それで手足が長いから、SFとかアメコミ原作とかの、ちょっと現実離れした映画にはとてもよく似合う。
駅からちょっと離れたシネコンに見に行ったのですが、終業時間に会社を飛び出してなんとか間に合うか?という時間だったのに、駅からシネコンのあるショッピングセンターまでのシャトルバスが渋滞に巻き込まれて15分の遅刻。本編も始まって5分経っていたのですが、なんとか入れてもらえました。とはいえ最初のロンギヌスの槍を拾う場面を見逃して残念。
そんなんで家に帰ってみれば、来週の火曜にあるキングダム・オブ・ヘブンの試写会招待状が届いていた……。
もう一回くらい自分で見に行くかな?(すでに苦笑)
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