魔性の女がほほえむとき
2005年3月31日 読書記録(04.02〜)
シリーズ第3作。2作目「標的のミシェル」のミシェルのお兄さんがヒーロー。
Amazonより引用。
今回は、ヒーロー・ヒロインが個性的で、今までの2作よりは感情移入できました。
とくにヒーローがあんまりハンサムじゃないところがいい! なにせ前巻で、コーンの缶詰のキャラクタ「グリーンジャイアント」に譬えられるような人なのですから。怒りっぽくて人が避けて通るような強面なのに、ヒロインにはかわいい面を垣間見せるところがいいです。
今回も脇役が個性的。そしてサスペンス的にも、あっと驚く仕掛けが用意されていて楽しめました。
この著者の作品をほめまくってますが、ひとつ気になるのは、頻繁に視点が変わること。行アキなしの改段落で視点があっち行ったりこっち行ったりするので、混乱することがしばしば。ロマンス小説は、ヒーローとヒロインの心情を読ませるものだから、どうしても複数視点を書かないとしょうがないのでしょうけれど、こればっかりはどうにかしてほしい。
そして。あとがきにて、著者が脇役のノア(3/29の日記参照)の話も書きたいとインタビューに答えていると書かれていて、余計にヤキモキしてます。
ノアにはずーっと脇役に徹して、ひそかにトム神父と危うい友情以上恋愛未満の関係を続けてほしいです。
とうとうガーウッドの既訳分は読み終えてしまいました。このシリーズの未訳本が1冊出ているそうなんですが、原書を買っても読み終えたことないからなぁ。
ISBN:4789724336 文庫 ジュリー・ガーウッド ソニー・マガジンズ 2004/12 ¥924
明媚なリゾート地を狂気が彩り、熾烈な戦いが愛をはぐくむ…
聡明な美女エイヴリーの母親ジニーは悪に染まった異常な人間で、エイヴリーを産んだ直後に姿を消した。エイヴリーは叔母たちに育てられ、FBIの職員となった。ある日、彼女は叔母の誘いでコロラドのスパ・リゾートへ赴くが、ひと足先に到着しているはずの叔母の姿がない。その行方を探すエイヴリーはジョン・ポールという逞しい男に出会った。実は、叔母はジリーに操られた凄腕の殺し屋モンクに拉致されていた。そしてジョン・ポールは、命をかけてモンクを追う男だった……。
ベストセラー『標的のミシェル』につづき魅惑のロマンティック・サスペンス!
Amazonより引用。
今回は、ヒーロー・ヒロインが個性的で、今までの2作よりは感情移入できました。
とくにヒーローがあんまりハンサムじゃないところがいい! なにせ前巻で、コーンの缶詰のキャラクタ「グリーンジャイアント」に譬えられるような人なのですから。怒りっぽくて人が避けて通るような強面なのに、ヒロインにはかわいい面を垣間見せるところがいいです。
今回も脇役が個性的。そしてサスペンス的にも、あっと驚く仕掛けが用意されていて楽しめました。
この著者の作品をほめまくってますが、ひとつ気になるのは、頻繁に視点が変わること。行アキなしの改段落で視点があっち行ったりこっち行ったりするので、混乱することがしばしば。ロマンス小説は、ヒーローとヒロインの心情を読ませるものだから、どうしても複数視点を書かないとしょうがないのでしょうけれど、こればっかりはどうにかしてほしい。
そして。あとがきにて、著者が脇役のノア(3/29の日記参照)の話も書きたいとインタビューに答えていると書かれていて、余計にヤキモキしてます。
ノアにはずーっと脇役に徹して、ひそかにトム神父と危うい友情以上恋愛未満の関係を続けてほしいです。
とうとうガーウッドの既訳分は読み終えてしまいました。このシリーズの未訳本が1冊出ているそうなんですが、原書を買っても読み終えたことないからなぁ。
ISBN:4789724336 文庫 ジュリー・ガーウッド ソニー・マガジンズ 2004/12 ¥924
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