水槽の中、熱帯魚は恋をする
2004年12月11日 読書記録(04.02〜)
昨日買いこんだBL本第2弾。選書の理由はもちろん表題+アロワナがキーポイントになっているというお話。
話としてはとてもオーソドックスな、「クールで感情表現が乏しい攻めを、屈託ない素直な受けが癒す」というパターンなのだけれど、攻めの無口な理由にも、受けの屈託なさにもわざとらしさがなくて、ゆっくりと恋愛していく感じがほのぼの。久しぶりにシアワセ気分になりました。
ただ、どうもソッチの欲が減退しているのか、セックスシーンの描写は面倒くさくて飛ばし読み。だってあれって単なるサービスだから、そのサービスがいらない人間は読まなくっても話通じるし。
肝心のアロワナふくめ水槽周りの描写は、とくにひっかかることもなく読めました。あとがきによると、著者は実際に飼ったことはなく、お友達のアロワナにエサをあげたりしていたそうですが。
だからか、1点だけ気になったのは、水槽のガラスを指で弾くところ。
ガラスを叩いたり弾いたりする振動って、水槽の中では大地震みたいなもので、中の魚は驚きます。アロワナが泳いでいるだろう1メートル超の幅の水槽なら、ガラスも厚くできているだろうし、それならちょっとばかり爪で弾いてもさほどの振動にはならないかも知れませんが、やっぱり止めといた方がいいんじゃないかしら……。
でも、わたしもアロワナ飼いたくなりました。いいなープラチナアロワナ。
ISBN:4403520979 文庫 後藤 星 新書館 2004/10/09 ¥588
話としてはとてもオーソドックスな、「クールで感情表現が乏しい攻めを、屈託ない素直な受けが癒す」というパターンなのだけれど、攻めの無口な理由にも、受けの屈託なさにもわざとらしさがなくて、ゆっくりと恋愛していく感じがほのぼの。久しぶりにシアワセ気分になりました。
ただ、どうもソッチの欲が減退しているのか、セックスシーンの描写は面倒くさくて飛ばし読み。だってあれって単なるサービスだから、そのサービスがいらない人間は読まなくっても話通じるし。
肝心のアロワナふくめ水槽周りの描写は、とくにひっかかることもなく読めました。あとがきによると、著者は実際に飼ったことはなく、お友達のアロワナにエサをあげたりしていたそうですが。
だからか、1点だけ気になったのは、水槽のガラスを指で弾くところ。
ガラスを叩いたり弾いたりする振動って、水槽の中では大地震みたいなもので、中の魚は驚きます。アロワナが泳いでいるだろう1メートル超の幅の水槽なら、ガラスも厚くできているだろうし、それならちょっとばかり爪で弾いてもさほどの振動にはならないかも知れませんが、やっぱり止めといた方がいいんじゃないかしら……。
でも、わたしもアロワナ飼いたくなりました。いいなープラチナアロワナ。
ISBN:4403520979 文庫 後藤 星 新書館 2004/10/09 ¥588
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